薬屋のひとりごと
第33話 先帝
3月7日(金)放送分
声優の早見沙織さん、梶裕貴さんが出演するオリジナルアニメ「私のハッシュタグが映えなくて。(#タグなく)」が、京セラの特設サイトで公開された。同作は、京セラが「Z世代」と呼ばれる若者や就活生に向けて公開するアニメの第2弾で、社会的に“映える”肩書や評価を得られないことに悩む主人公・ユメが「誰かのために」という思いの大切さに気づき、前向きに一歩を踏み出す姿を描く。早見さんが自分に自信が持てない大学生・ユメ、梶さんが何事も要領よくこなせるユメの先輩・ミノルを演じる。
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第1弾に続き、「聲の形(こえのかたち)」「不滅のあなたへ」などで知られるマンガ家の大今良時さんがキャラクター原案を手がける。「ブレイブストーリー」の千明(ちぎら)孝一さんが監督を務め、バンダイナムコフィルムワークスが制作する。女性3人組ロックバンド「SHISHAMO」が同作のために書き下ろした新曲「きらきら」が主題歌として流れる。
梶さんは、ユメの「誰かのために」というせりふが印象的だったことを明かし、「この作品のテーマでもあり、彼女が新しい一歩を踏み出すためのきっかけにもなっているワードだと思うので、自分の心にも刺さりました」と話した。
自身の学生時代について聞かれると「中学時代、人見知りで、恥ずかしがり屋で、みんなの前で何かをするのは苦手な性格でしたが、学級委員に推薦されたことがきっかけで、周りが求めてくれるならそのために頑張りたいという気持ちになりました」と語り、「だからこそ、この作品のユメへの気持ちもすごく理解できましたし、その『誰かのために』というのが、今こうして声優をやらせていただいている中でも、自分のなかで大きな意味を持っているという感じがします」と話した。
「誰かのために」アクションを起こした経験を聞かれた梶さんは「自分に子供が生まれて、子供のために何ができるのかということを第一に考えるようになりました。『誰かのために』という思いについて、この年齢になって改めて教えてもらっているような気がします」と語った。
同作の印象を聞かれると「とてもすてきな作品です。登場するキャラクターたちは大学生が中心なのですが、その年代の皆さんが見て、ものすごく刺さるシチュエーションやせりふがたくさんあるのかなと思います。僕自身もこの物語に触れて当時を思い出すこと、そして今の年齢になっても感じる部分がたくさんありました」と語り、「この作品が皆さんにとって新しい一歩を踏み出すきっかけになってくれたらうれしいなと思います。楽しく演じさせていただきましたので、ぜひ何度も繰り返しご覧いただけたらうれしいです」とコメントをを寄せた。
SHISHAMOは主題歌「きらきら」について「SNSなど日々いろいろなものが発展していって、他人からの見え方が目について不安になってしまう人もいるのではないかなと思っています。この『きらきら』という楽曲は、そういう中でも自分らしくいることや、自信を持つこと、自分を愛してあげることを大切にしていきたいよね、というメッセージを込めて作った曲になります。アニメーションの物語ととてもリンクしている部分があるので、物語が進むにつれて大事なことに気づいていくという部分に注目して見てもらえたらうれしいなと思います」と話している。
同企画の第1弾「『あなたを一言で表してください』の質問が苦手だ。(#あなひと)」は、2022年1月12日に公開された。
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