水樹奈々:「美少女戦士セーラームーンCosmos」謎のプリンセス火球皇女に 「愛を込めて全力で」 憧れの変身シーン「気合満点!」

劇場版アニメ「美少女戦士セーラームーンCosmos」に出演する水樹奈々さん(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会
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劇場版アニメ「美少女戦士セーラームーンCosmos」に出演する水樹奈々さん(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会

 武内直子さんの人気マンガが原作のアニメ「美少女戦士セーラームーン」シリーズの最終章を描く劇場版アニメ「美少女戦士セーラームーンCosmos」(高橋知也監督)に声優として水樹奈々さんが出演することが分かった。水樹さんは謎のプリンセス・火球皇女(かきゅうこうじょ)を演じる。林原めぐみさんがセーラームーンたちの“最強の敵”で、銀河征服をもくろむシャドウ・ギャラクティカの頂点に君臨するセーラー戦士・セーラーギャラクシア、セーラームーン/月野うさぎ役の三石琴乃さんが突然現れた不思議な女の子・ちびちびを演じることも発表された。

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 水樹さんが演じる火球皇女は、ちびちびに助けられることになる謎のプリンセス。水樹さんは「まさか、子供の頃から大好きだった『美少女戦士セーラームーン』に参加させていただく日が来るなんて! 本当にうれしかったです!!」と喜び、「火球の持つ芯の強さとしなやかさ、仲間を思う真っすぐな心、そして愛にあふれた包容力を声に乗せられたらと思いながら、愛を込めて、全力で演じさせていただきました。憧れの変身シーンは、気合満点です!(笑い)」と意気込みを語った。

 最終章について「愛する世界を守り、愛する人たちを取り戻すため、どんな苦境に追い込まれてもあらがい、自分の持つ大きな使命に負けることなく、前を向いて立ち向かうセーラームーンの姿に胸が熱くなりました。不安な状況が続く今だからこそ、より響くメッセージがたくさん込められていると思います。大切な人たちのために戦う、セーラー戦士たちの気高く美しい勇姿を、ぜひ劇場で見届けていただけるとうれしいです!」と話している。

 「美少女戦士セーラームーンCosmos」は、同シリーズの最終章となる「シャドウ・ギャラクティカ編」を前後編の劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」として製作。新たなる敵、シャドウ・ギャラクティカが出現し、セーラー戦士たちが最後の戦いに挑むことになる。前編が6月9日、後編が同30日に公開される。

 「美少女戦士セーラームーン」は、1992~97年に少女マンガ誌「なかよし」(講談社)で連載された人気マンガ。テレビアニメが1992~97年に放送された。ドジで泣き虫な月野うさぎが、愛と正義の美少女戦士に変身し、仲間の戦士たちと活躍する姿が描かれている。コミックスの世界累計発行部数は約4600万部。2022年に連載開始30周年を迎えた。

 新作アニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」が2012年に始動した20周年プロジェクトの一環として制作され、2014、2015年に第1、2期が動画配信サービス「ニコニコ生放送」ほかで配信されたほか、テレビアニメも放送。2016年に第3期が放送された。第4期「デッド・ムーン編」が前後編の劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」として製作され、2021年に公開された。

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