三石琴乃:「美少女戦士セーラームーンCosmos」で再びちびちびに 「彼女のルーツは90年代アニメとは全く違う」

劇場版アニメ「美少女戦士セーラームーンCosmos」に出演する三石琴乃さん(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会
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劇場版アニメ「美少女戦士セーラームーンCosmos」に出演する三石琴乃さん(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会

 武内直子さんの人気マンガが原作のアニメ「美少女戦士セーラームーン」シリーズの最終章を描く劇場版アニメ「美少女戦士セーラームーンCosmos」(高橋知也監督)で、セーラームーン/月野うさぎ役の三石琴乃さんが、突然現れた不思議な女の子・ちびちびを演じることが分かった。三石さんは、1996~97年に放送されたテレビアニメ「美少女戦士セーラームーン セーラースターズ」に続き、ちびちびを演じることになった。林原めぐみさんがセーラームーンたちの“最強の敵”で、銀河征服をもくろむシャドウ・ギャラクティカの頂点に君臨するセーラー戦士・セーラーギャラクシア、水樹奈々さんが謎のプリンセス・火球皇女(かきゅうこうじょ)をそれぞれ演じることも発表された。

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 三石さんは「ちびちびちゃんを担当することになり大変うれしく思います。彼女のルーツは90年代アニメとは全く違うので楽しみにしているところでもあります。原作準拠シリーズで今回のCosmosが一番難解なストーリーですので、台本の言葉一つ一つを丁寧に感じながら読みました。すごいと思ったのは、高橋知也監督がストーリーを踏襲しつつ90年代アニメのリスペクトをふんだんに散りばめて映像を完結させたこと。前後編必見だと思います」とコメントを寄せている。

 「美少女戦士セーラームーンCosmos」は、同シリーズの最終章となる「シャドウ・ギャラクティカ編」を前後編の劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」として製作。新たなる敵、シャドウ・ギャラクティカが出現し、セーラー戦士たちが最後の戦いに挑むことになる。前編が6月9日、後編が同30日に公開される。

 「美少女戦士セーラームーン」は、1992~97年に少女マンガ誌「なかよし」(講談社)で連載された人気マンガ。テレビアニメが1992~97年に放送された。ドジで泣き虫な月野うさぎが、愛と正義の美少女戦士に変身し、仲間の戦士たちと活躍する姿が描かれている。コミックスの世界累計発行部数は約4600万部。2022年に連載開始30周年を迎えた。

 新作アニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」が2012年に始動した20周年プロジェクトの一環として制作され、2014、2015年に第1、2期が動画配信サービス「ニコニコ生放送」ほかで配信されたほか、テレビアニメも放送。2016年に第3期が放送された。第4期「デッド・ムーン編」が前後編の劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」として製作され、2021年に公開された。

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