大河ドラマ「麒麟がくる」にも登場した鍛治工房 長浜市鍛治屋町『萬右鍛冶小屋』で鍛冶体験

1 / 1

プレスリリース詳細 https://kyodonewsprwire.jp/release/202303143895

あなたにオススメ

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

 滋賀県では、「琵琶湖をはじめとした自然と歩みをそろえ、ゆっくり、ていねいに暮らしてきた、滋賀の時間の流れや暮らしを体感できる、“心のリズムを整える新たなツーリズム”」を「シガリズム」として推進しています。

 滋賀県の湖北地方に位置する長浜市。長浜市はスノーピークと地域活性化に向けた包括連携協定を締結し、長浜市の地域資源を活用したアウトドア拠点や体験コンテンツの開発を行うことを発表したところです。長浜市は戦国時代に羽柴秀吉が拠点を置き、城下町を発展させたことでも有名で、琵琶湖の恩恵を受けた豊かな自然もあり、歴史、自然の両面から「シガリズム」を感じられます。

 長浜市はこれまでも体験型観光コンテンツに力を入れており、体験型観光に関する特設サイトも開設しています。そのサイトにも掲載され、大河ドラマ「麒麟がくる」にも登場した、長浜市有形民俗文化財の『萬右鍛冶小屋』で体験する鍛冶体験をご紹介します。

 長浜市の中心部から山間に入ったところにある鍛冶屋町は、鍛冶で栄えたまち。戦国時代、草野川沿いの集落で鍛冶が行われてきたことから、ここで生産された槍は「草野槍」と呼ばれ、実戦武器用として使用されました。この地域は平安時代から「草野荘(くさのそう)」と呼ばれており、「草野槍」という武器の名前は地名から伝わったと言われています。

 そして、明治時代には農具を作る野鍛冶へと形態を変え技術を継承し、当時100軒近くの鍛冶が軒を連ねていましたが、昭和中期に多くの鍛冶小屋が廃業。その中で、「萬右鍛冶小屋 ( まんよかじごや ) 」は現存して実際に使える唯一の鍛治小屋で、長浜市有形民俗文化財に指定されており、 2020 年に放映された NHK 大河ドラマ「麒麟がくる」で描かれた鉄砲鍛冶の話の中で鍛冶場としても登場しました。そんな鍛冶小屋で、戦国時代から伝わる鍛治技術を活用した槌打ち体験とペーパーナイフづくりをすることができます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303143895-O6-16aUWM6I

(萬右鍛冶小屋の入口)

 この体験を提供するのは、地元で生まれ育った草野武(くさのたけし)さんを始めとする『鍛冶屋まちづくり鍛冶工房』のメンバー。鍛冶小屋が次々と廃業する中、伝統的な鍛冶作業の形態と鍛冶技術を後世に伝えようと立ち上がりました。鍛冶の技術を持つ地元の方からノウハウを学び、鍛冶体験事業に取り組んでいます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303143895-O9-ZqU06200

(取材当日にお集まりいただいた「鍛冶屋まちづくり鍛冶工房」の皆さん。写真右から草野増夫さん、草野武さん、髙橋静生さん、椙村光喜さん、草野省司さん)

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303143895-O8-NLQ0DbT2

(高温に熱した鉄を打つ「職人の技」。体験時に見学でき、槌が振り下ろされた瞬間に一度だけ広がる火花はまさに圧巻。シャッターチャンスをお見逃しなく。)

 『鍛冶屋まちづくり鍛冶工房』では、平成25年から地元で開催されている「とんてんかん祭り」にペーパーナイフ体験作りを出店されています。全国でも珍しい体験内容ということと、大河ドラマや鍛冶屋が登場するアニメの影響も大きく、滋賀県内に限らず全国から体験をしに鍛冶屋町に訪れる人も多くなりました。

例年6月に開催されている「とんてんかん祭り」では、草野さんたち「鍛冶屋まちづくり鍛冶工房」の皆さんが提供する「槌打ち体験」や「ペーパーナイフ体験作り」を始め、「包丁の刃とぎ」と言った鍛冶に関するコンテンツに限らず、「鮎掴み体験&炭焼き」、「田舎の味が揃うバイキング」、竹とんぼや水てっぽうなどを自分で作って遊べる「子ども遊び場体験広場」など、様々な内容が詰まった1日となっています。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303143895-O21-JfZdZ39G

体験①

・槌打ち体験とペーパーナイフづくり

「とん・てん・かん」と鳴り響く鍛冶の音。時代の変化とともに鍛冶屋は減り、現在長浜市で鍛冶の体験ができるのはここだけ。ここでは、実際に赤くなるまで熱した五寸釘を何度も打つことでペーパーナイフの形に変えていきます。単純そうですが、力加減や打ち方にもコツがあり、実は熟練の技が必要です。体験では初めての方でも安心して取り組めるようサポートしてもらえます。ご自身の手で世界に一つだけのペーパー

ナイフを作ってみませんか。

※完全予約制(3日前までに予約)

解説+槌打ち体験+ペーパーナイフ作り体験

所要時間:90〜120分 

料金(大人・子供(小学生以上)): 5,000 円

催行人数:1~15人(最大)

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303143895-O14-f18g1P76

(ペーパーナイフづくりの手順)

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303143895-O22-N28rokOI

(ペーパーナイフ(完成品))

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303143895-O17-Y475n3L0

(ペーパーナイフづくりの様子)

体験②

・槌打ち体験のみ

 ペーパーナイフづくり体験よりも大きな鉄を熱し、槌打ちをします。槌自体がとても重く、打ち方にもコツがあるため、ペーパーナイフづくりとは違った熟練の技が必要です。打ち続けることで、鉄が変わっていく作業を体験することができます。

※完全予約制(2~3日前までに予約)

解説+槌打ち体験

所要時間60〜80分

料金:2,000円(お一人)

催行人数:1~20名(最大)

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303143895-O19-1lhDGVo1

(鉄の先端を熱する)

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303143895-O20-Koh4vn9c

(熱した鉄に槌を打つ)

【鍛冶体験の内容、予約、その他取組み等に関するお問い合わせ】

鍛冶屋まちづくり鍛冶工房

〒526-0204 滋賀県長浜市鍛冶屋町741

TEL:090-8822-3959(草野) 090−7350−4808(高橋)

FAX:0749-76-1127

*事前予約のみ営業(営業:9:00~17:00)

共同通信PRワイヤー 最新記事