名探偵コナン
R161「誰にもとけない氷の罠(デジタルリマスター)」
12月20日(土)放送分
新潟市内で開催中の長編商業アニメの映画祭「第1回新潟国際アニメーション映画祭」で3月19日、劇場版アニメ「花の詩女 ゴティックメード」(永野護監督)が上映され、トークイベントに永野監督、詩女(うため)・ベリン役の声優の川村万梨阿さん、フェスティバル・ディレクターの井上伸一郎さんが登場した。同作は2012年に公開され、パッケージ化、配信されていない伝説のアニメで、永野監督が制作の裏側を明かした。
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永野監督は、自身のマンガ「ファイブスター物語」と「花の詩女 ゴティックメード」の関係について「(ファイブスター物語の)コミックス12巻を終えて、おしまい、このデザイン終わったわ……と思った。モーターヘッドが好きな人、ごめんなさい! ロボットマンガは、作者がストレスを抱えるとダメになる。ガスト・テンプル辺りで限界だと思った。徐々に変えるのはダメ。一気に変えるしかない」と語った。
「ファイブスター物語」は、モーターヘッドというロボットの名称がゴティックメード(GTM)に変更された。永野さんは「モーターヘッドやモビルスーツ、ヘビーメタルとGTMの圧倒的な差は、モーターヘッドなどは20世紀のメカで、GTMは素粒子で動いている。根本的に違う」と説明した。
「花の詩女 ゴティックメード」の最後で「ファイブスター物語」との関係が明かされる。川村さんは「台本にはなかった。私も試写会で見て、まさか!?とひっくり返りました」と明かした。
永野さんは、制作しながら「ファイブスター物語」との関係を秘密にしていたといい「『機動戦士Zガンダム』『重戦機エルガイム』を作っている時、連日スタジオ、富野さん(富野由悠季監督)の隣にいた。第1話を見て、オープニングをいつ作っていたの?となった。そういうことがあるんです」と話した。
「花の詩女 ゴティックメード」は、惑星カーマイン・プラネットを舞台に、詩女を継承するため、聖都ハ・リを目指す少女・ベリンと、ドナウ帝国のトリハロン皇子との出会いと旅を描く。
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