探偵!ナイトスクープ:考案者が記憶喪失 廃業したスパイスカレー店の“十七味”を再現して

3月24日放送の「探偵!ナイトスクープ」のワンシーン=ABCテレビ提供
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3月24日放送の「探偵!ナイトスクープ」のワンシーン=ABCテレビ提供

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが局長を務める人気バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ、金曜午後11時17分)の3月24日の放送では、竹山隆範探偵が「幻のスパイス『十七味』」を調査する。

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 依頼は、大阪府の44歳の男性から。大阪でミュージシャンとして活動しているという依頼者は「十七味(じゅうしちみ)」という特別なスパイスについて調べてほしいという。

 「十七味」は、依頼者の音楽仲間がスパイスカレー屋をしているときに考案して制作し、販売していたもので、初めて感じるような爽やかな辛みと、山椒(さんしょう)のパンチが効いており、すっかり味のとりこになった。「また欲しい」と注文したが、お店からの回答がなく、何度もメールしたが、返事がなくて困っていた。

 すると1年ほどたってから、作っていた人の奥さんから連絡があり、「現在、制作者は記憶喪失になり、カレー屋は廃業。十七味のレシピも分からないので、残っている十七味を送る」と連絡をもらった。そのときに送ってもらった十七味は、そろそろなくなろうとしている。何とか「十七味」を再現してほしい、というもの。

 そこで、スパイスに詳しい調合家の協力を得て、再現に取り掛かるが……。人間の能力の無限の可能性を感じさせる感動作。

 同日の放送では、その他、間寛平探偵が「ロッカーの隙間(すきま)に落ちた高級腕時計」、真栄田賢探偵が「リアクション芸で祖父を笑わせたい」を調査した。今回の顧問は歌手の丘みどりさん。

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