NARUTO:岸本斉史が7年ぶり新作読み切り描く ナルトの父・波風ミナトの物語 キャラ人気投票で1位に

「NARUTO-ナルト-」に登場する波風ミナトの描き下ろし読み切りマンガ制作の告知(C)岸本斉史 スコット/集英社
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「NARUTO-ナルト-」に登場する波風ミナトの描き下ろし読み切りマンガ制作の告知(C)岸本斉史 スコット/集英社

 岸本斉史さんの人気マンガ「NARUTO-ナルト-」の主人公・うずまきナルトの父で、四代目火影の波風ミナトにフィーチャーした新作読み切りが制作されることが分かった。同作の初となる全世界キャラクター人気投票企画「NARUTOP99」の結果が4月13日に発表され、波風ミナトが1位に輝いたことから、岸本さんが読み切りを描き下ろすことになった。岸本さんが原作を手がけ、監修する「NARUTO」の続編「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」が「Vジャンプ」(集英社)で連載されているが、岸本さん自ら新作読み切りを描き下ろすのは、2016年4月に「週刊少年ジャンプ」(同)に掲載された読み切り「NARUTO-ナルト- 外伝~満ちた月が照らす道~」以来、約7年ぶりとなる。

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 岸本さんは「今は1位だったミナトの読み切りマンガを執筆中です。みなさんの大きな反響に応えたくて描いていたら思ったよりページが増えてしまいました。ミナト開発の術に関する秘密の物語、楽しみにしていてください」とコメントを寄せている。

 「NARUTOP99」は、アニメ20周年を記念して実施された。2011年に実施された第7回人気投票から約11年ぶりとなるキャラクター人気投票で、今回初めて全世界を対象としてオンラインで投票を受け付けた。2022年12月17日~2023年1月31日に投票を受け付け、約460万票が集まった。

 ミナトは、地域、年代を問わず圧倒的な人気で1位を獲得した。2位はうちはイタチ、3位は春野サクラだった。特設ページでは1~99位のほか、100位以下の最終結果、世代別のランキングなどが公開されている。岸本さんによる1~22位のキャラクターの描き下ろしイラストも公開された。

 「NARUTO」は、「週刊少年ジャンプ」で1999~2014年に連載されたマンガ。木ノ葉隠れの里の問題児・ナルトが、里一番の忍者・火影になるため奮闘し、成長する姿が描かれた。コミックスの全世界シリーズ累計発行部数は2億5000万部以上。海外では60の国と地域で流通し、海外版コミックスの累計発行部数は1億部以上。

 アニメが2002年に放送をスタートし、現在はナルトの息子・ボルトが活躍する「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」が放送中。2022年10月に放送20周年を迎えた。

 ◇「NARUTOP99」1~20位

 1位 波風ミナト
 2位 うちはイタチ
 3位 春野サクラ
 4位 うちはシスイ
 5位 はたけカカシ
 6位 うずまきナルト
 7位 はたけサクモ
 8位 うちはサスケ
 9位 うちはマダラ
 10位 日向ヒナタ
 11位 うちはオビト
 12位 自来也
 13位 奈良シカマル
 14位 千手扉間
 15位 我愛羅
 16位 千手柱間
 17位 デイダラ
 18位 日向ネジ
 19位 サソリ
 20位 ロック・リー

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