鬼滅の刃 刀鍛冶の里編:エグいスパルタ修行で「小鉄くん」トレンド入り 純粋なる暴挙に炭治郎、三途の川を渡りかける

「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の第2話「縁壱零式」の一場面(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の第2話「縁壱零式」の一場面(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作テレビアニメ「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の第2話「縁壱零式(よりいちぜろしき)」が、フジテレビ系で4月16日に放送された。第2話では、小鉄の厳しい指導のもと、主人公・竈門炭治郎が修行をするシーンが描かれ、ツイッターで「小鉄くん」がトレンド入りするなど話題になった。

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 小鉄は、刀鍛冶の里の少年で、村瀬歩さんが声優を務める。第2話では、実在の剣士の動きを再現した戦闘用絡繰(からくり)人形・縁壱零式を巡り、霞柱・時透無一郎(ときとう・むいちろう)と小鉄が言い争うシーンが描かれた。「これ以上使うと縁壱零式が壊れてしまう」という小鉄の制止をきかず、無一郎は強引に縁壱零式を使った訓練を敢行。一度は動かなくなった縁壱零式だが、試しに鍵を差し込むと再起動した。「動いたね小鉄君!! よかった!」と喜ぶ炭治郎に小鉄は「これで修行してあの澄ました顔のくそガキよりも絶対に強くなってくださいね……!! 全力で協力しますので……!!」と無一郎への恨みたっぷりに修行を始める。

 小鉄いわく300年前に「すごい技術」で作られた縁壱零式を相手にした炭治郎の修行は過酷だった。実在の剣士の動きを再現すべく6本(無一郎が1本壊してしまったので5本)の腕を持つ縁壱零式と戦うだけでも大変なのに、小鉄からの「この程度で死んでるようじゃカスですよ」「基礎がなってない」「本当に今までよく生きてこられましたね」という毒舌が飛ぶ。挙句、小鉄は言った通りにできなければ水も食料も与えないという暴挙に出る。

 炭治郎はモノローグで、小鉄のスパルタ修行を「分析力高めの小鉄さん。しかし、剣術の教え手としてはド素人。どのくらいが人間の命の限界かご存じないため訓練がエグかった」「無知故の純粋なる暴挙」と表現。ほぼ“絶水・絶食・絶眠”で修行を続けた末、炭治郎が三途(さんず)の川を渡りかけることになり、ツイッターでは頑張る炭治郎を応援するコメントも見られた。

 「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために旅立つ……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が2019年4~9月に放送され、2020年10月公開の劇場版「無限列車編」が国内歴代興行収入1位となる約400億円を記録するなど大ヒットした。「遊郭編」が2021年12月~2022年2月に放送された。

 「刀鍛冶の里編」は、前作「遊郭編」から続くストーリーで、刀鍛冶が集まる刀鍛冶の里での物語が描かれる。第3話「300年以上前の刀」が、フジテレビ系で4月23日午後11時15分に放送される。

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