志田こはく:“ドンブラロス” 連ドラ現場で「皆が恋しくなって」 「私がヒモを飼うなんて」では井桁弘恵&一ノ瀬颯と特撮トークも

連続ドラマ「私がヒモを飼うなんて」「ガチ恋粘着獣」に出演中の志田こはくさん
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連続ドラマ「私がヒモを飼うなんて」「ガチ恋粘着獣」に出演中の志田こはくさん

 2月に最終回を迎えたスーパー戦隊シリーズ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(テレビ朝日系)で、ヒロインのオニシスター/鬼頭はるかを演じた志田こはくさん。今クールは「私がヒモを飼うなんて」(TBS、火曜深夜0時58分)、「ガチ恋粘着獣」(ABCテレビ・テレビ朝日、日曜午後11時55分・土曜深夜2時半)と2本の連ドラに出演し話題を集めている。「ドンブラザーズ」を通じて得たものや、俳優としての今後の展望を聞いた。

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 ◇ドンブラザーズは「私の青春」

 「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」を1年間走り終えて、志田さんは「クランクアップのときは、やり切った達成感やさみしさがごちゃ混ぜになって、涙が出ちゃいました」と振り返る。現在は「ドンブラザーズ」の最後のイベント「ファイナルライブツアー」を実施中。メインキャストで全国各地を巡回しているが、さみしさは募るばかりだという。

 「ずっと“ドンブラロス”です。今回出演するドラマ2作の撮影に入ったとき、(キャストにスタッフ)皆が恋しくなって。マネジャーさんに『皆に会いたい』と電話しちゃいました(笑い)」

 1年という長丁場の撮影を通して成長したことについて聞くと、「メンタルが強くなりました」と笑う。

 「最初の頃は、お芝居がうまくいかなかったりすると、泣いちゃったり、お母さんに弱音を吐いていました。今では、ちょっぴり自信もついたからか、周囲から『泣かなくなったね』と言われるようになりました」

 志田さんにとって「ドンブラザーズ」はどのような作品だったのか聞くと、「私の青春です」との答えが。「高校3年の1年間は、高校にいるよりも、ドンブラザーズの現場にいることの方が多かったですし、たくさんの楽しいことをドンブラザーズのお仕事でさせていただきました」とほほ笑んだ。

 ◇連ドラ2本出演「また違う私の一面を」 理想の俳優像は

 同クールでの2本の連ドラ出演について「同時並行で進む撮影が初めてで、最初はちゃんと切り替えられるかや、役をつかんで内容も理解できるか不安はありましたが、うれしさが大きかったです」と語る。

 「私がヒモを飼うなんて」では、井桁弘恵さん、一ノ瀬颯さんら特撮出身の俳優と共演しているが「戦隊やライダーの話題になることも多くて!」と明かす。

 「『今はGロッソやっているの?』『大変だけど頑張ってね』と声を掛けていただいたり……。一ノ瀬さんから『ドンブラダンス踊ってよ』と言われました(笑い)」

 「私がヒモを飼うなんて」ではヒロイン・スミレ(井桁さん)たちの恋模様を揺るがす謎の女性、「ガチ恋粘着獣」では人気配信グループのメンバー・コスモ(山下幸輝さん)に“ガチ恋”する女子高生を演じている。

 「2人とも全く異なる役どころなので、『こういう表情もするんだ』など、今までとは違う私の一面を見ていただきたいです!」

 今後は俳優業にまい進していく。どのような俳優を目指すのか聞くと、「ファンレターで『志田さんの明るさにいつも助けられています』『笑顔が好きです』といただくことも多く、作品や役を通して皆さんに元気を届けられる俳優になりたいです」と照れ笑いしながらも力を込めて語った。

 ドラマや映画の仕事以外でもやってみたいことを聞くと、「小学5年生から中学2年生までフィギュアスケートをやっていて、スポーツが大好きなので、スポーツバラエティーに出演したいです! 始球式も夢の一つです」と声を弾ませた。(取材・文・撮影:遠藤政樹)

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