呪術廻戦:テレビアニメ第2期「懐玉・玉折」 EDは崎山蒼志 夏油傑の“苦悩の果て”歌う キタニタツヤがOP

「呪術廻戦」の第2期の「懐玉・玉折」のビジュアル(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
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「呪術廻戦」の第2期の「懐玉・玉折」のビジュアル(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」の第2期で描かれる「懐玉(かいぎょく)・玉折(ぎょくせつ)」で、シンガー・ソングライターのキタニタツヤさんがオープニングテーマ(OP)「青のすみか」を担当することが分かった。シンガー・ソングライターの崎山蒼志さんがエンディングテーマ(ED)「燈」を担当する。

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 ED「燈」の歌詞の一部が公開され、「僕の善意が壊れてゆく前に 君に全部告げるべきだった」とつづられている。崎山さんは「『呪術廻戦』という偉大な作品に、『燈』というED楽曲で携われますこと、とても光栄に思います。『燈』は夏油傑(げとうすぐる)というキャラクターの積み重なった経験と苦悩の果てに生まれていく心情の変化、それを取り巻くキャラクターたちの夏油への思いがテーマの楽曲です」と説明した。

 「心は私たちの想像よりも繊細で曖昧で、綱渡りのような存在と、私は考えます。私の心を、愛する人を、他者を尊重すること。それがこの曲に私が込めた願いです。皆さんに気に入っていただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします」とコメントを寄せている。同楽曲は7月7日に先行配信され、同19日にシングルCDが発売される。

 OP「青のすみか」を担当するキタニさんは「視界を遮るものが何もないような、どこまでも行けるような気がした日。『私』と『あなた』がどれだけ近くにいようとも、どれだけ同じ未来を見据えている気がしていても、決定的に異なる存在であると知った日。一生かけても取り返せないあやまちに、二度と触れられない喪失に打ちのめされた日。そんな人生における春のかけがえない記憶を、時々取り出しては眺める。甘い追想の色にも、苦い後悔の色にも映るそれは、『大人』になってしまったあとの心のつえになる。そうやって歩いてきた人間の歌です」と話している。

 OPを収録したCDが7月19日に発売される。同楽曲は、5月21日に東京ガーデンシアター(東京都江東区)で開催されるイベント「MAPPA STAGE 2023」の「呪術廻戦」コーナーで一部がお披露目される。

 第2期は、五条悟と夏油傑らの呪術高専時代のエピソードである「懐玉・玉折」と、10月31日のハロウィーンでにぎわう渋谷の街で起こる「渋谷事変」が描かれ、連続2クールで放送される。MBS・TBS系で7月6日から毎週木曜午後11時56分に放送される。

 「呪術廻戦」は2018年から同誌で連載中。強力な“呪物”の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)が呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになる……というストーリー。コミックスのシリーズ累計発行部数は7000万部以上。

 テレビアニメ第1期が2020年10月~2021年3月に放送された。第1期の前日譚(たん)となる劇場版「劇場版 呪術廻戦 0」が2021年12月に公開され、全世界興行収入が約265億円を記録するなど大ヒットした。

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