鬼滅の刃 刀鍛冶の里編:無一郎がついに脱出! 心動かした小鉄の呼吸 “時透の父”杉山紀彰も話題に

「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の第7話「極悪人」の一場面(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の第7話「極悪人」の一場面(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作テレビアニメ「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の第7話「極悪人」が、フジテレビ系で5月21日に放送された。第7話では、上弦の伍の鬼・玉壺(ぎょっこ)によって水の中に閉じ込められていた霞柱・時透無一郎(ときとう・むいちろう)が脱出するシーンが描かれ、ツイッターで「感動」「涙が出た」と話題になった。

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 第7話では、水の中に閉じ込められた無一郎が「ダメだな……終わった」「死ぬ……空気が尽きた」と死を覚悟した。そんな中、無一郎は主人公・竈門炭治郎の幻を見る。炭治郎の「絶対どうにかなる。諦めるな。必ず誰かが助けてくれる」という言葉に無一郎が「誰も僕を助けられない。みんな僕より弱いから」と諦めかけると、そばにいた刀鍛冶の里の少年・小鉄が水の膜を破ろうと必死になる。そこに金魚鬼が現れ、小鉄を攻撃。それまで表情を変えなかった無一郎が「逃げろ!」と焦るも、小鉄は逃げず、口で水の中に空気を送り込み、人工呼吸で無一郎を助けようとした。

 小鉄に助けられた無一郎は、炭治郎の姿、そして炭治郎と同じ瞳の色をした自身の父の姿を見る。炭治郎の「人のためにすることは巡り巡って自分のためになる」、父の「そして人は自分ではない誰かのために信じられないような力を出せる生き物なんだよ、無一郎」という言葉を思い出した無一郎は奮起。霞(かすみ)の呼吸 弐ノ型 八重霞(やえかすみ)を放ち、ついに水の中から脱出する。

 第7話では、死を覚悟した時も表情を変えなかった無一郎が、小鉄のピンチに焦り、その勇気ある行動に命を救われ、感情を変化させていく姿が丁寧に描かれ、「胸が熱くなった」「無一郎がどんどん格好よくなる」と心を動かされたファンも多かったようだ。人気声優の杉山紀彰さんが無一郎の父を演じ、「杉山さんの声が心に残る」と演技を絶賛する声もあがった。

 「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために旅立つ……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が2019年4~9月に放送され、2020年10月公開の劇場版「無限列車編」が国内歴代興行収入1位となる約400億円を記録するなど大ヒットした。「遊郭編」が2021年12月~2022年2月に放送された。

 「刀鍛冶の里編」は、前作「遊郭編」から続くストーリーで、刀鍛冶が集まる刀鍛冶の里での物語が描かれる。第8話「無一郎の無」が、フジテレビ系で5月28日午後11時15分に放送される。

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