金曜ロードショー:3週連続「夏はジブリ」 「風の谷のナウシカ」「コクリコ坂から」「もののけ姫」8月放送 フライデーおじさんのOP復活も

「金曜ロードショー」で7月に放送される(左から)「風の谷のナウシカ」「コクリコ坂から」「もののけ姫」のビジュアル(C)1984 Studio Ghibli・H(C)2011 高橋千鶴・佐山哲郎・Studio Ghibli・NDHDMT(C)1997 Studio Ghibli・ND
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「金曜ロードショー」で7月に放送される(左から)「風の谷のナウシカ」「コクリコ坂から」「もののけ姫」のビジュアル(C)1984 Studio Ghibli・H(C)2011 高橋千鶴・佐山哲郎・Studio Ghibli・NDHDMT(C)1997 Studio Ghibli・ND

 日本テレビの映画枠「金曜ロードショー」で、「3週連続 夏はジブリ」と題して、7月7日から3週連続でスタジオジブリ作品を放送することが分かった。7月7日に「風の谷のナウシカ」(宮崎駿監督、1984年)、14日に「コクリコ坂から」(宮崎吾朗監督、2011年)、21日に「もののけ姫」(宮崎駿監督、1997年)を放送する。宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」が7月14日に公開されることを記念して、3作品が放送されることになった。

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 「3週連続 夏はジブリ」では、1997~2009年に金曜ロードショーで放送された、カメラを回す撮影技師・フライデーおじさんが登場するオープニング(OP)が復活する。フライデーおじさんは、「もののけ姫」制作中の1997年に、宮崎駿監督がおじさんのイラストを描き、「耳をすませば」の近藤喜文監督が映像化した。久石譲さんがオープニングの音楽を担当した。「フライデーおじさん」と名前が付けられたのは2021年で、宮崎駿監督が命名した。

 「風の谷のナウシカ」は、「腐海(ふかい)」と呼ばれる菌類の森に覆われた最終戦争後の世界を舞台に、風の谷に住む主人公の少女・ナウシカの活躍が描かれた。島本須美さんがナウシカ、辻村真人さんがジル、京田尚子さんが大ババ、納谷悟朗さんがユパ、永井一郎さんがミトをそれぞれ演じた。7月7日午後9時からノーカットで放送される。

 「コクリコ坂から」は、マンガ誌「なかよし」(講談社)で連載された佐山哲郎さん原作、高橋千鶴さん作画の少女マンガが原作。東京五輪の開催を控えた1963年の横浜を舞台に女子高生の初恋が描かれた。長澤まさみさんが下宿屋を切り盛りする16歳の少女・松崎海を演じたほか、岡田准一さん、竹下景子さん、石田ゆり子さん、風吹ジュンさんらが声優として出演した。7月14日午後9時から本編ノーカットで放送される・

 「もののけ姫」は、自然と人間の共生がテーマ。神の呪いを受けた青年・アシタカと、犬神に育てられた少女・サンが、自然を破壊しようとする人間らと、自然を守る神々との戦いに巻き込まれていく。1997年に公開され、興行収入193億円を記録し、公開当時の日本映画の歴代興行収入記録を塗り替えた。松田洋治さんがアシタカ、石田ゆり子さんがサンを演じたほか、田中裕子さん、小林薫さん、森光子さん、美輪明宏さん、森繁久彌さんが声優として出演した。

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