エヴァンゲリオン:窪田正孝主演の舞台版 8月にWOWOWで放送・配信 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ4作も

「舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド」のキービジュアル(C)カラー
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「舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド」のキービジュアル(C)カラー

 人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの舞台版「舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド」が、8月にWOWOWで放送・配信されることが6月19日、明らかになった。

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 同作は、俳優の窪田正孝さん主演で、5月から「東急歌舞伎町タワー」(東京都新宿区)内の劇場「THEATER MILANO-Za」のこけら落とし公演として上演された。

 「エヴァンゲリオン」は、1995~96年にテレビシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」が放送され、その後、劇場版が公開されるなど社会現象を巻き起こした作品。原案・構成・演出・振り付けはシディ・ラルビ・シェルカウイさんが担当、「劇団はえぎわ」主宰のノゾエ征爾さんが上演台本を手がけ、オリジナルストーリーが描かれた。主演の窪田さんほか、石橋静河さん、板垣瑞生さん、永田崇人さん、坂ノ上茜さん、田中哲司さんらが出演。

 15年前、世界各地に出没した謎の「侵略者」である「宇宙からの侵略者、使徒」に対抗するため、特務機関「メンシュ」最高司令官の叶サネユキ(田中さん)は四体のエヴァンゲリオンを開発。自らの息子、トウマ(永田さん)をパイロットとして搭乗させる。さらに、現場指揮官のイオリ(石橋さん)のもと、ヒナタ(坂ノ上さん)ら少年少女も パイロットとして秘密裏に配属され、任務の証としてブレスレットが与えられた。

 ある朝、ヒナタらがいる中学校の教室にトウマが現れ、「僕らがやってることのすべてはうその上に成り立っている」と言ってブレスレットを外し、世界から消失。一方、幼い頃に巨大隕石事故で両親と故郷を失ったイオリは、使徒が惨劇の原因と信じてメンシュに参加。さまざまな思いを抱くパイロットたちとすれ違う中、大学時代の友人で恋人だった渡守(ともり)ソウシ(窪田正孝さん)が目の前に現れ、パイロットが通う学校の臨時教師になったと告げられる。そして、3度目の使徒襲来が……というストーリー。

 舞台版の放送を記念して、「特集:映画とステージで『エヴァンゲリオン』スペシャル」として、庵野秀明さんが原作・脚本・総監督を務め、新たな設定とストーリーで物語を再構築した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの完結編「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(2021年)を含む4作品を8月に一挙放送・配信する。

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