内山夕実：「無職転生」成長したルーデウス演じる裏側　収録前日に叫ぶ！　酒も

　小説投稿サイト「小説家になろう」で人気のライトノベルが原作のテレビアニメ「無職転生 ～異世界行ったら本気だす～」の第2期の先行上映イベントが6月25日、TOHOシネマズ日比谷（東京都千代田区）で開催され、声優の内山夕実さんが登場した。第1期で子供だったルーデウスを演じた内山さんが、第2期でも成長したルーデウスを演じることになり、内山さんが収録の裏側を語った。

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　第2期のルーデウスは、体が成長し、顔つきも大人びた印象を受ける。内山さんは「成長物語なので誠心誠意、全うしていきたい」と収録に臨んだという。内山さんは「自分がこれまで出したことがないキー」でルーデウスを演じており、収録前日の夜に叫び、酒を飲むことで、声の調子を整えていることを明かした。内山さんの“覚悟”に共演者も驚いている様子だった。

　イベントには、前世の男役の杉田智和さん、フィッツ役の茅野愛衣さん、サラ役の白石晴香さんも登壇した。

　「無職転生」は、34歳無職の男性が家を追い出され、トラックにひかれて死んでしまうが、剣と魔法の異世界で生まれ変わり、前世での知能と後悔を生かし、新たな人生が動き始める……というストーリー。“なろう系”ラノベのパイオニアとされる人気作で、MFブックス（KADOKAWA）で書籍化され、コミカライズも展開されている。シリーズ累計発行部数は1000万部以上。

　テレビアニメ第1期の第1クールが2021年1～3月、同2クールが同10～12月に放送され、同作のために設立されたアニメ制作会社スタジオバインドによるハイクオリティーな映像も話題になった。第2期が7月2日からTOKYO MXほかで放送される。