重版出来!:11年の連載に幕 3850ページの物語 11年分のありがとう ドラマ化も話題に

「重版出来!」が最終回を迎えた「月刊!スピリッツ」8月号
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「重版出来!」が最終回を迎えた「月刊!スピリッツ」8月号

 テレビドラマ化もされた松田奈緒子さんの人気マンガ「重版出来!」が、6月27日発売の連載誌「月刊!スピリッツ」(小学館)8月号で最終回を迎え、約11年の連載に幕を下ろした。同号の表紙を飾り、「3850ページの物語と、その読者の皆様へ11年分のありがとうを込めて。」というメッセージが掲載された。コミックス最終20巻が8月9日に発売される。

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 完結を記念し、7月27日に発売される同誌9月号に「連載完結記念!大感謝小冊子」が付録として付く。ツイッターで募集した「読者が選ぶ名場面」や、16人のマンガ家によるメッセージイラストなどが掲載される。

 「重版出来!」は、2012年に「月刊!スピリッツ」で連載を開始した。柔道の日本代表選手でありながらケガで挫折し、マンガ誌「週刊バイブス」の新人編集者となった黒沢心の奮闘記で、編集者から営業マン、宣伝、書店員まで出版にかかわる人々のドラマが描かれた。

 俳優の黒木華さん主演の連続ドラマが、2016年4~6月にTBS系で放送されたことも話題になった。

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