日本の巨大ロボット群像:アニメの巨大ロボのデザイン、映像表現の歴史をたどる展覧会 「本当にあったら?を真面目に考える」

「日本の巨大ロボット群像 - 巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-」の会見の様子
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「日本の巨大ロボット群像 - 巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-」の会見の様子

 日本のアニメにおける巨大ロボットのデザイン、映像表現の歴史をたどる展覧会「日本の巨大ロボット群像 - 巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-」が開催されることが分かった。福岡市美術館(福岡市中央区)で9月9日~11月12日、横須賀美術館(神奈川県横須賀市)で2024年2月10日~4月7日に開催され、京都なども巡回する予定。

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 「鉄人28号」が1963年に放送されてから約60年の節目に開催される展覧会で、巨大ロボットのメカニズム、内部メカを紹介。巨大ロボットの大きさを体感できる展示を目指す。「太陽の牙ダグラム」のダグラムの頭部、「メガゾーン23」のガーランドの変形前後、「ルパン三世」のラムダ、「宇宙の戦士」の機動歩兵などに関する展示を楽しめる。メカニックデザイナーの宮武一貴さんによる巨大絵画も展示する。

 6月27日、東京都内で会見が開かれ、同展の監修者で福岡アジア美術館学芸課長の山口洋三さんは「資料が並ぶというよりは、メカニズムを分かっていただける展示を目指す」と説明。企画協力の廣田恵介さんは「飛び出す絵本の中に入ったような展示」「アニメのために描かれた画(え)を設定通りのサイズで再現する」「本当にあったらどうなるのか?を真面目に考える」と語った。

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