SAND LAND:劇場版アニメがファンタジア国際映画祭出品 鳥山明の伝説マンガ原作

劇場版アニメ「映画『SAND LAND』」の一場面(C)バード・スタジオ/集英社 (C)SAND LAND製作委員会
1 / 5
劇場版アニメ「映画『SAND LAND』」の一場面(C)バード・スタジオ/集英社 (C)SAND LAND製作委員会

 「ドラゴンボール」などで知られる鳥山明さんのマンガ「SAND LAND(サンドランド)」が原作の劇場版アニメ「映画『SAND LAND』」(横嶋俊久監督、8月18日公開)が、7月20日からカナダ・モントリオールで開催されるファンタジア国際映画祭に出品されることが分かった。同作は正式出品作に選ばれ、コンペティション部門へノミネートされた。

ウナギノボリ

 新たな場面写真も公開された。ベルゼブブが旅に出る姿や、怒りで目が赤くなった姿、敵に回し蹴りをするカットのほか、戦車を操縦するラオやシーフが描かれている。

 「SAND LAND」は、魔物と人間が共存する、水を失った砂漠世界を舞台に、悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオと共に幻の泉を探して冒険する姿を描く。「ドラゴンボール」の連載終了後、2000年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)23~36・37合併号で短期集中連載された。鳥山さんが冒頭から結末までアシスタントなしで一人で描き上げた唯一の作品という。

 アニメは、サンライズ、神風動画、ANIMAが制作する。「アマナツ」「COCOLORS」などの横嶋さんが監督を務め、「魔人探偵脳噛ネウロ」「HUNTER×HUNTER」の監督を務めた神志那弘志さんがディレクションアドバイザーとして参加する。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、劇場版「名探偵コナン」シリーズなどの菅野祐悟さんが音楽を担当する。田村睦心さんが主人公・ベルゼブブを演じるほか、山路和弘さんがラオ役、チョーさんがシーフ役、鶴岡聡さんが国王軍のアレ将軍役、飛田展男さんが極悪非道なゼウ大将軍役として出演する。

写真を見る全 5 枚

アニメ 最新記事