小田茜：宮藤官九郎のドラマ「季節のない街」で14年ぶり俳優復帰　「演じる喜びを再確認できた」

　俳優の小田茜さんが、動画配信サービス「Disney＋（ディズニープラス）・スター」で独占配信されるドラマ「季節のない街」に出演することが7月25日、明らかになった。小田さんは、本作で約14年ぶりに俳優復帰を果たした。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　小田さんは1990年に「第4回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞し、ドラマ「いちご白書」（テレビ朝日系）や「ピュアラブ」（MBS）などに出演。2010年以降は育児に専念するため芸能界から離れたが、2022年に芸能活動を再開した。

　ドラマは、山本周五郎さんの同名小説が原作で、12年前の「ナニ」で被災した人々が身を寄せる仮設住宅のある街を舞台に展開。希望を失いこの街にやって来た主人公の半助こと田中新助（池松壮亮さん）が、街の住人たちの中に希望を見つけ、人生を再生する様子を描く。宮藤官九郎さんが企画・監督・脚本を務める。

　小田さんが演じるのは、無口な女・かつ子（三浦透子さん）の母親で、ゴージャスなサングラスとコートを身にまとう美女・かなえ。「ナニ」後、仮設住宅に母娘で暮らしていたが、お金持ちの再婚相手を見つけると、かつ子を叔母夫婦に預けて街から出て行ってしまう。

　小田さんは「宮藤さんとは、2003年のドラマ『ぼくの魔法使い』（日本テレビ系）以来で、私が演じるカナエの心境を飲み込むのに時間はかかりましたが、演じる喜びを再確認できた時間でもありました。これを機に、お芝居にも積極的に取り組んでいきたいと思います。女優・小田茜は、今後も良い意味で皆さまの期待を裏切りながら成長していきます」とアピールした。

　ドラマは、8月9日から「Disney＋（ディズニープラス）・スター」で全10話一挙独占配信される。