銀河鉄道999:松本零士さん追悼シネマ・コンサート “鉄郎”野沢雅子と“メーテル”池田昌子が場内アナウンス

劇場版アニメ「銀河鉄道999」のシネマコンサート「銀河鉄道999シネマ・コンサート -特別追悼公演-」のビジュアル(C)松本零士/零時社・東映アニメーション
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劇場版アニメ「銀河鉄道999」のシネマコンサート「銀河鉄道999シネマ・コンサート -特別追悼公演-」のビジュアル(C)松本零士/零時社・東映アニメーション

 「銀河鉄道999」などで知られるマンガ家の故・松本零士さんをしのび、劇場版「銀河鉄道999」のシネマ・コンサート「銀河鉄道999シネマ・コンサート -特別追悼公演-」が8月26日に北九州、同31日に東京で開催される。「銀河鉄道999」の星野鉄郎とメーテルが会場の場内アナウンスを担当することが分かった。場内アナウンスは、星野鉄郎役の野沢雅子さん、メーテル役の池田昌子さんが、今回の公演用に新たに収録した。

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 鉄郎役の野沢さんは「今回、『銀河鉄道999 シネマ・コンサート』の会場アナウンスで、久しぶりに鉄郎の声を収録しました。一度、鉄郎を演じると、一気にあの時代に戻ります。不思議と、アフレコで座っていた椅子の位置まで頭の中に浮かびました。松本零士先生とは、全国のいろいろな場所でご一緒し、地球や宇宙のお話もたくさんしました。先生のイメージでは、上から見た地球は、青や緑や赤などとてもカラフル。そんな想像をしながらお話を描いていたそうです。『銀河鉄道999』はとても夢のあるお話です。鉄郎と一緒にずっと空の旅をしてみてください。地球上と違った景色となっていますのですてきですよ」とコメントを寄せている。

 メーテル役の池田さんは「『銀河鉄道999 シネマ・コンサート』の会場アナウンスで、久しぶりにメーテルの声を収録させていただきました。メーテルは、私にとって切り離せない存在で、自分と重ねてしまうこともありまして、役との切り替えが難しかったのを思い出しました」とコメント。

 「松本零士先生は、この作品にとても愛情を込めていらっしゃいました。スタジオにも、毎回お越しいただきました。最初はとても緊張したのですが、回を重ねるにつれ、私も慣れてきまして、先生のお顔を見ると安心いたしました。いつも、とても和やかで、かといって程よい緊張感もある、雰囲気の良い現場だったのを憶(おぼ)えております。私も、前回のシネマ・コンサートを鑑賞させていただきました。とても楽しく幸せな時間で、自分が出演していることも忘れてしまう程、作品に没入いたしました。皆様も、『銀河鉄道999』の世界に思いっきり浸れると思いますよ」と話している。

 「銀河鉄道999シネマ・コンサート -特別追悼公演-」は、松本さんが少年時代を過ごしたゆかりある地、北九州と東京で開催される。スペシャルゲストに主題歌と挿入歌を担当した「ゴダイゴ」のタケカワユキヒデさんが参加し、オーケストラをバックに生歌唱する。北九州ソレイユホール 大ホール(北九州市小倉北区)で8月26日、東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区)に同31日に開催。

 「銀河鉄道999」は「週刊少年キング」(少年画報社)などで連載されたマンガが原作。主人公・星野鉄郎が、謎の美女・メーテルと銀河鉄道999号に乗って、旅をする姿が描かれている。アニメも人気を集めた。

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