アントニオ猪木さん:ドキュメンタリー映画に藤波辰爾、有田哲平、安田顕ら出演 神田伯山は“伝説の試合”を書き下ろし講談で

アントニオ猪木さんのドキュメンタリー映画「アントニオ猪木をさがして」の出演者 (C)2023 映画「アントニオ猪木をさがして」製作委員会
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アントニオ猪木さんのドキュメンタリー映画「アントニオ猪木をさがして」の出演者 (C)2023 映画「アントニオ猪木をさがして」製作委員会

 昨年10月に死去したアントニオ猪木さんのドキュメンタリー映画「アントニオ猪木をさがして」(10月6日公開)に、プロレスラーの藤波辰爾選手、お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の有田哲平さん、俳優の安田顕さん、講談師の神田伯山さんらが出演することが8月18日、明らかになった。ドキュメンタリーパートに登場する。

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 藤波選手は「突然の別れから1年。リングの上にいると、あなたの鋭い視線を今でも感じています。この映画で、僕自身も、もう一度、猪木さんとの記憶をたどりたいと思います。映画を通して、多くの皆さんの人生に、“永遠のヒーロー”アントニオ猪木をより深く刻み込んでいただきたいです」とコメントを寄せた。

 日本中が注目した伝説の試合の模様を書き下ろしの講談で披露する伯山さんは「巌流島にて、猪木さんとマサ斎藤さんの決闘を講談で読みました。白いマットに講釈台を置き、張り扇を打ち、四方に篝火(かがりび)をたき、雨が降ったら一発アウトな中、梅雨の時期に撮りきりました。私にできることは講談しかないので、語り継ぐという鎮魂ができたら幸いです。 『今まで猪木さん、楽しませていただいてありがとうございました』その気持ちを講談に」と語っている。

 映画は、「馬鹿になれ」「元気ですかー!」など、猪木さんの発した言葉の数々を切り口に、“挑み続けた男・アントニオ猪木”の真の姿に迫る。ドキュメンタリーのほか。猪木さんの言葉から力をもらったファン視点で描く短編映画、貴重なアーカイブ映像やスチールで構成される。

 ドキュメンタリーパートには、プロレスラーの海野翔太選手やオカダ・カズチカ選手、棚橋弘至選手、藤原喜明選手も出演。短編映画には田口隆祐選手、後藤洋央紀選手が登場することも併せて発表された。

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