保志総一朗:「ガンダムSEED」振り返る 緊張感のある収録 「運命共同体」「戦場のよう」

「機動戦士ガンダムSEED」「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のHDリマスター特別総集編の上映を記念したイベントに登場した保志総一朗さん
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「機動戦士ガンダムSEED」「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のHDリマスター特別総集編の上映を記念したイベントに登場した保志総一朗さん

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの「機動戦士ガンダムSEED」「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のHDリマスター特別総集編の上映を記念して「前夜祭」と題したイベントが8月24日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催され、主人公キラ・ヤマト役の声優の保志総一朗さんが登場した。2022年に「機動戦士ガンダムSEED」の放送がスタートしてから、20年以上がたっており、保志さんが当時の収録を振り返った。

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 保志さんは「思い出しますよね。素直に演じていました。演じるというよりは、そのままキラになっていました。毎週、悩みながら成長していきました」と振り返り、キラへの思いを「いいやつですよ。ちょっとひねくれたところもあるけど、友達思いです。こんな過酷な環境に置かれたら、まともでいるのが大変。よく乗り越えた。温かく見守っていました」と明かした。

 当時の収録について「結構泣きましたね。アフレコは大人数で、スタジオも広かった。そうそうたるメンバーがそろっていて、みんなが運命共同体のように一緒に頑張りました。僕は若い方で、皆さんのすごい演技を肌で感じて、頑張らないと!となっていました。緊張感もすごかった。戦場でもありました」と語った。

 「機動戦士ガンダムSEED」は、地球連合軍と武装組織ザフトの戦争が混迷を極める中、中立コロニーのヘリオポリスで暮らすコーディネイターの少年キラ・ヤマトが戦いに巻き込まれる……というストーリー。2002年10月~2003年9月に放送され、“21世紀のファーストガンダム”とも呼ばれている。続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」が2004年10月~2005年10月に放送された。劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が2024年1月26日に公開されることも話題になっている。

 HDリマスター特別総集編は、全国約50館の劇場で8月25日から順次上映される。「SEED」のHDリマスター全48話を3部作、「SEED DESTINY」のHDリマスター全50話を4部作に再構成する。

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