劇団4ドル50セント安倍乙:「仮面ライダーガッチャード」出演「“チャンスをつかんだ感”はかなり」 関西弁キャラで飛躍目指す

「仮面ライダーガッチャード」で銀杏蓮華を演じる安倍乙さん
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「仮面ライダーガッチャード」で銀杏蓮華を演じる安倍乙さん

 特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの新作「仮面ライダーガッチャード」(テレビ朝日系、日曜午前9時)でメインキャラの一人、銀杏蓮華(いちょう・れんげ)を演じる安倍乙さん。「芸能活動の転機になるかもしれません」と話す安倍さんに、今作の出演秘話や、蓮華役の意気込みなどを聞いた。

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 安倍さんは2000年1月18日生まれ、大阪府出身の23歳。2017年に秋元康さんがプロデュースする「劇団4ドル50セント」に入団し芸能活動をスタート。舞台だけでなく、ドラマやグラビアでも活躍している。

 オーディションでつかんだ蓮華役。オーディションでは全員同じセリフが用意されていたが、最終面接で言われた“ある一言”が印象深かったという。

 「最後に私だけ『安倍さん関西弁で(このセリフ)できる?』とリクエストされて。なのでもしかしたら、関西弁キャラがあるかも!って淡い期待を抱いていました(笑い)」

 演じる蓮華は、主人公の一ノ瀬宝太郎(本島純政さん)も通う「錬金アカデミー」の生徒で、関西出身の錬金術師。宝太郎にとって先輩にあたり、錬金アカデミーの姉御的存在だ。

 「まさか関西弁キャラがあるとは思っていなかったので驚きました。関西弁自体、両親や地元の友達みたいに素が出せる相手ではないと日常で使わないので、出すことができてうれしいですし、結構演じやすいです(笑い)」

 蓮華は、錬金アカデミーで同級生の鶴原錆丸(富園力也さん)とボケとツッコミの関係。

 「蓮華はツッコミですが、普段の私はどちらかというとボケのタイプで(笑い)。ツッコミにはあまり自信はなかったのですが、相方(錆丸)が声が小さいということもあって、互いの声の強弱で(蓮華のツッコミも)良い感じになっているかなと思います!」

 初めての特撮オーディションで射止めたメインキャラの座。「“チャンスをつかんだ感”はかなりあるので、無駄にしないよう一生懸命一年間頑張っていきたいです」と意気込む。

 今をときめく名だたる俳優たちを輩出していることから“若手俳優の登竜門”とも呼ばれる「仮面ライダー」シリーズ。「福士蒼汰さんや竹内涼真さんみたいに、いつか私も主演を張れるような俳優になりたいです」と飛躍を誓った。

 「仮面ライダーガッチャード」は、「カード」と「錬金術」がモチーフの令和5作目の仮面ライダー作品。世に放たれた101体の人工生命体“ケミー”を回収する使命を与えられた主人公の高校生・宝太郎と「錬金アカデミー」の生徒たち、錬金術を悪用する謎の集団「冥黒の三姉妹」のケミーを巡るバトルを描く。

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