葬送のフリーレン:テレビアニメノンクレジットOP公開 フリーレンの心を表現 YOASOBIのOP「勇者」MVも

「葬送のフリーレン」のオープニングの一場面(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
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「葬送のフリーレン」のオープニングの一場面(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

 「マンガ大賞2021」で大賞に選ばれたことも話題のマンガが原作のテレビアニメ「葬送のフリーレン」のノンクレジット版オープニング(OP)映像がYouTubeで公開された。音楽ユニット「YOASOBI」によるOPテーマ「勇者」が流れる映像で、アニメを手掛ける斎藤圭一郎監督が絵コンテ・演出を担当した。映像が進むにつれて絵が次第に色を帯びていく演出で、人の心を知るための旅路を歩み始めたフリーレンの心情を表現している。アニメの初回が「初回2時間スペシャル ~旅立ちの章~」として日本テレビの映画枠「金曜ロードショー」で9月29日に放送され、ノンクレジット版OP映像が公開された。

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 「勇者」のミュージックビデオ(MV)もYouTubeで公開された。アニメを制作するマッドハウスが手掛けるアニメMVで、フリーレン、勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼンの勇者パーティーが旅をする姿が描かれている。楽曲の原作となった小説「奏送」もアニメの公式サイトで公開された。原作小説は、「葬送のフリーレン」の原作者・山田鐘人さんが監修し、勇者ヒンメルの死後5年後にフリーレンが訪れた音楽都市を舞台にした物語が描かれている。

 「葬送のフリーレン」は、山田さん原作、アベツカサさん作画のマンガで、「週刊少年サンデー」(小学館)で2020年4月に連載をスタートした。魔王を倒した勇者一行の魔法使いで、エルフゆえに長寿であるフリーレンが仲間の死を経験し、“人を知るため”に旅をすることになる。コミックスの累計発行部数は1000万部以上。

 アニメは、「ぼっち・ざ・ろっく!」などの斎藤さんが監督を務め、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などのエバン・コールさんが音楽を担当する。「サマーウォーズ」などのマッドハウスが制作する。

 種崎敦美さんが主人公・フリーレンを演じるほか、市ノ瀬加那さん、小林千晃さんらが声優として出演する。シンガー・ソングライターのmilet(ミレイ)さんがエンディングテーマ「Anytime Anywhere」を担当するなど豪華スタッフ、キャストが集結したことも話題になっている。

 初回以降は、日本テレビが新設するアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」で、10月6日から毎週金曜午後11時に放送される。

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