北極百貨店のコンシェルジュさん:津田健次郎、川井田夏海は「本当に秋乃そのもの」 「秋乃と一緒に私自身も成長」

「北極百貨店のコンシェルジュさん」の完成披露試写会の様子(c)2023 西村ツチカ/小学館/「北極百貨店のコンシェルジュさん」製作委員会
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「北極百貨店のコンシェルジュさん」の完成披露試写会の様子(c)2023 西村ツチカ/小学館/「北極百貨店のコンシェルジュさん」製作委員会

 「ビッグコミック」(小学館)増刊号で連載された西村ツチカさんのファンタジーマンガが原作の劇場版アニメ「北極百貨店のコンシェルジュさん」の完成披露試写会が9月30日、品川インターシティホール(東京都港区)で開催され、主人公・秋乃役の川井田夏海さん、ウーリー役の津田健次郎さんらが登場した。川井田さんは「ひげを剃る。そして女子高生を拾う」「RPG不動産」などに出演してきた声優で、「北極百貨店のコンシェルジュさん」の収録について「前日の夜、どんなに練習しても自分の思う秋乃にならなくて、不安の中、初日を迎えたのですが、現場でほかの方のお芝居を聞くとだんだん自分が秋乃になっていく感じがして、秋乃と一緒に私自身も成長したなと思いました」と話した。

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 津田さんは、川井田さんについて「本当に秋乃そのもので、最初はスタジオの端の方に新人オーラ全開に座っていて(笑い)」と明かし、「現場はすごく和やかで、シーンによっては緊張感がある部分もありましたが、本当に芝居をしていてすごく楽しかったです。ウーリーは身体が大きいので、僕たちとは生きるリズムが違うと思い、そこは意識しました」と役作りについて語った。

 完成披露試写会には、大塚剛央さん、飛田展男さん、潘めぐみさん、七海ひろきさん、花乃まりあさん、板津匡覧監督、主題歌アーティストのMyukさん、同作のアンバサダーを務めるLiLiCoさんも登壇した。

 「北極百貨店のコンシェルジュさん」は、「ビッグコミック」増刊号で2017~18年に連載されたマンガ。客は全て動物という不思議な百貨店・北極百貨店を舞台に、新人コンシェルジュの秋乃が客からのさまざまな難題に向き合う中で成長していく姿が描かれた。「第25回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門で優秀賞を受賞した。

 アニメは、「ボールルームへようこそ」などの板津匡覧さんが監督を務め、ドラマ「凪のお暇」などの大島里美さんが脚本を手がける。「攻殻機動隊」シリーズなどのProduction I.Gが制作する。10月20日に公開される。

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