濱田龍臣:「ウルトラマンジード」は「俳優の軸」「覚悟が決まった作品」 あふれる“ウルトラマン愛”

「ウルトラマンジード」で朝倉リク/ウルトラマンジードを演じた濱田龍臣さん
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「ウルトラマンジード」で朝倉リク/ウルトラマンジードを演じた濱田龍臣さん

 2017年に放送された特撮ドラマ「ウルトラマンジード」の変身アイテム・ジードライザーの大人向けなりきり玩具が、バンダイの「ウルトラレプリカ」シリーズから「ウルトラレプリカ ジードライザー」として発売されることが話題になっている。「ウルトラマンジード」で主人公・朝倉リク/ウルトラマンジードを演じた俳優の濱田龍臣さんに同作、玩具への思いを聞いた。

ウナギノボリ

 ◇本当にそっくり! ウルトラレプリカにびっくり

 「ウルトラマンジード」は、ウルトラマンベリアルの遺伝子を受け継ぐリク(濱田さん)がウルトラマンジードに変身し、ペガやウルトラマンゼロたちと共に地球を守るために戦う姿が描かれた。濱田さんは、子供の頃から「ウルトラマン」シリーズの大ファンだったといい、同作には特別な思いがある。

 「俳優というものの軸になっている作品です。それまで自分は、ウルトラマンに対して、格好いい!なりたい!という憧れのまなざしを向けていました。出演させていただくことで、今度はそのまなざしを向けられる側になったことが自分の中でとても大きなことでした。お子さんたちの楽しそうな笑顔を見て、この子たちの笑顔を守り続ける方法はないんだろうか?と考えたんです。俳優を続けて、朝倉リク/ウルトラマンジードと寄り添い続けることなんだろうなと思っています。俳優を続ける決意、覚悟が決まった作品です」

 玩具「ウルトラレプリカ ジードライザー」は、番組放送当時に発売されたDX版(DXジードライザー)を大幅に進化させた。プロップを参考に外観パーツを新たに設計した。DX版にあった正面のネジ穴や肉抜き部分をなくし、本物に近い外観にディティールアップした。サウンドギミックも大幅に強化した。

 「イベントでお子さんたちがDX版を持ってきてくれることがすごくうれしかったのですが、さらにブラッシュアップされたものがこうやって発売されることが、うれしいですね。GM、音声のバリエーションが増えていて、外観は、僕が撮影で使っていたものと本当にそっくりなんです。5周年、10周年などのタイミングではなく、放送から6年たってこうやって玩具が発売されることもうれしいです。本当にたくさんの方々に愛していただいている作品なんだ……と改めて心に響きました」

 ◇NARIKIRI WORLDに興奮!

 玩具は、10月20~22日に秋葉原UDXのAKIBA_SQUARE(東京都千代田区)で開催されたバンダイのさまざまな“なりきり玩具”をテーマとしたイベント「NARIKIRI WORLD 2023」でお披露目された。イベントでは「ウルトラマン」シリーズに加え、「仮面ライダー」「スーパー戦隊」シリーズなどのなりきり玩具が100点以上展示された。

 濱田さんは同イベントに参加し、「テンションが上がっています!」と語る。

 「やっぱりどれも格好いいですね。ウルトラレプリカをきっかけに作品のことを知っていたいたり、いろいろな作品に触れるきっかけにもなると思います。『ウルトラマンジード』のコーナーはすごくうれしいんですけど、ちょっとそわそわしてしまいます(笑い)。こうやって見ていると、全部ほしくなります。欲張りなので(笑い)」

 濱田さんが「ウルトラマンジード」や玩具について語るとき、目をキラキラさせていたのが印象的だった。そして、その言葉からは強い“ウルトラマン愛”を感じた。

 「ウルトラレプリカ ジードライザー」はバンダイナムコグループの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で予約を受け付けている。2024年10月に発送予定。価格は1万2800円(送料・手数料別)。

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