柳俊太郎:姉の心をかき乱す“妹の夫”役が話題 「けむたい姉とずるい妹」“律”への思い語る

「けむたい姉とずるい妹」に出演中の柳俊太郎さん=テレビ東京提供
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「けむたい姉とずるい妹」に出演中の柳俊太郎さん=テレビ東京提供

 栗山千明さん主演の連続ドラマ「けむたい姉とずるい妹」(テレビ東京系、月曜午後11時6分)で、栗山さん演じる主人公の東郷じゅんの元カレで、現在は妹・三島らん(馬場ふみかさん)の夫となっている律を演じている柳俊太郎さん。異父姉妹の心をかき乱す役どころが話題を呼んでいる。「ハレーションラブ」(テレビ朝日系)やNHK大河ドラマ「どうする家康」にも出演するなど幅広く活躍している柳さんが本作へのコメントを寄せた。

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 原作は、ばったんさんの同名マンガ(講談社)。異父姉妹の姉・東郷じゅんと妹・三島らん。らんの夫・律がじゅんの元恋人だったのがきっかけで、音信不通だった姉妹が13年ぶりに再会。険悪な姉妹は互いを意識するあまり一緒に暮らすことになる。だが、律がじゅんへの思いを再び募らせて、姉妹仲をかき乱す……というストーリーだ。

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 --「けむたい姉とずるい妹」の反響を何か耳にされていますか?

 たくさんの方々から面白いと反響をいただいています。人によってそれぞれ感情移入できる役柄が違うので、いろいろな意見が聞けて面白いです。

 --“律”という人物を柳さん自身はどう思っておられますか?また、共感するポイントがあればお教えください。

 優柔不断でとても友達にはなれないような人だなとは思いますが、過去のトラウマや優しい部分はたくさんあるので、演じていくうちにどこかほおっておけなく、愛しくなっていきました。そこが律の魅力でもあると思います。

 --律を演じるにあたり苦労したこと、こだわったことがあれば教えてください

 ミステリアスな部分と儚(はかな)さを目の芝居で出すように意識しました。ただ芝居をやり過ぎてしまう時が多々あったので、その都度監督に指摘してもらいながら演じていました。監督の演出に対して、芝居でリアクションし過ぎてしまうことがありましたので、そこは苦労しました。

 --今年は大河出演など幅広くご活躍されましたが、目標としている役者像があれば教えてください。

 型にはまらず、どんな役でも柔軟にこなせる役者になることです。常に新鮮な芝居を見せられるように今後も、様々な役にチャレンジさせていただけたらと思います。

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