機動戦士ガンダムSEED FREEDOM:西川貴教の“20年の熱い思い” 「強く願い、祈り続けた」 主題歌「FREEDOM」担当

「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のビジュアル(c)創通・サンライズ
1 / 1
「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のビジュアル(c)創通・サンライズ

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの「機動戦士ガンダムSEED」の完全新作となる劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」(2024年1月26日公開)で、西川貴教さんが「西川貴教 with t.komuro 」名義で主題歌「FREEDOM」を担当することが分かった。西川さんは「機動戦士ガンダムSEED」のオープニングテーマ(OP)「INVOKE -インヴォーク-」、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のOP「ignited -イグナイテッド-」などを担当しており、新作でも主題歌を担当することになった。小室哲哉さんがプロデュースした楽曲で、西川さんと小室さんがタッグを組むのは初めて。11月19日、文京シビックホール(東京都文京区)で開催されたイベント「機動戦士ガンダムSEED FESTIVAL ~CONNECT あの時代を超えて~」で発表され、西川さんが「機動戦士ガンダムSEED」への思いを語った。

あなたにオススメ

 劇場版は、2006年に制作が発表されたが、その後は長らく続報が途絶えていた。2021年5月に「機動戦士ガンダムSEED」の20周年を記念した新プロジェクト「GUNDAM SEED PROJECT ignited(イグナイテッド)」が始動し、劇場版が再始動することが発表された。

 西川さんは劇場版への思いを「ここまで皆さんと粘り強く戦ってきましたね。強く願い、祈り続けた思いが20年の時を超えました! 待ち続けていました! 一ファンとして皆さんと同じ気持ちです!」と熱く語った。

 新曲について「自分にとっての20年の思いを封じ込めた」といい、劇場版への思いを「(この約20年で)世界も変わったと思う。日本のアニメという表現で平和のメッセージを届けていきたいと思います」と力強く語った。

 イベントには、イベントには、キラ・ヤマト役の保志総一朗さん、ラクス・クライン役の田中理恵さん、シン・アスカ役の鈴村健一さん、アスラン・ザラ役の石田彰さん、オルフェ・ラム・タオ役の下野紘さん、玉置成実さんも登場。西川さんは「INVOKE -インヴォーク-」「ignited -イグナイテッド-」「Meteor -ミーティア-」を歌った。

 「機動戦士ガンダムSEED」は、地球連合軍と武装組織ザフトの戦争が混迷を極める中、中立コロニーのヘリオポリスで暮らすコーディネイターの少年キラ・ヤマトが戦いに巻き込まれる……というストーリー。2002年10月~2003年9月に放送され、“21世紀のファーストガンダム”とも呼ばれている。続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」が2004年10月~2005年10月に放送された。

 「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」は「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の続編で、福田己津央監督らテレビアニメのスタッフが再集結する。舞台となるC.E.(コズミック・イラ)75では戦いがまだ続いており、独立運動、ブルーコスモスによる侵攻などを沈静化するべく、世界平和監視機構・コンパスが創設され、キラたちが各地の戦闘に介入する。コンパスは、新興国・ファウンデーションからブルーコスモス本拠地への合同作戦を提案されることになる。


アニメ 最新記事