2014年から日本での音楽活動を休止中のシンガー・ソングライターのアンジェラ・アキさんが、約10年ぶりに活動を再開することが分かった。2024年5月上演のミュージカル「この世界の片隅に」に音楽担当として参加する。
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アンジェラさんは「ミュージカルの音楽作家になりたくて、10年前にアメリカの音楽大学に入学し、作曲を学び直しました。その学びの体験を経て、この素晴らしい作品に巡り会えたことを心から光栄に思っています。そして日本での活動を再開させていただきます」と発表。
続けて「ミュージカルは総合芸術。関わる全員が答えを探し、何度も書き直したりしながら一緒に作品を作り上げる。この喜び、この経験は、一回やって“楽しかったな”で終われるようなものではありません。私は日本語にこだわりながら、ミュージカル音楽を一生作り続けていきたい。そう思っています」とコメントを寄せた。
2024年2月7日には、同ミュージカルより楽曲「この世界のあちこちに」を配信リリースすることも分かった。アンジェラさんが同ミュージカルのために書き下ろした楽曲で、配信するのは楽曲をリアレンジして、自ら歌唱したものとなる。
アンジェラさんが、日本で楽曲をリリースするのは、2014年3月発売のベスト盤「TAPESTRY OF SONGS-THE BEST OF ANGELA AKI-」以来。新曲としては、2013年7月発売のシングル「夢の終わり 愛の始まり」以来となる。
アンジェラさんは1977年9月15日生まれ、徳島県出身。2005年にシングル「HOME」でメジャーデビュー。2008年には8枚目のシングルで、NHK全国学校音楽コンクールのために書き下ろした「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」がヒットした。