3時のヒロイン福田麻貴:“水10のヒロイン”に 24年1月期フジ連ドラで初主演 婚活に奮闘する33歳に共感「私や」

2024年1月スタートの連続ドラマ「婚活1000本ノック」で主演を務める福田麻貴さん(C)フジテレビ
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2024年1月スタートの連続ドラマ「婚活1000本ノック」で主演を務める福田麻貴さん(C)フジテレビ

 お笑いトリオ「3時のヒロイン」の福田麻貴さんが、2024年1月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「婚活1000本ノック」(水曜午後10時)で主演を務めることが分かった。NHKのよるドラ「いいね!光源氏くん」(総合、2020年)でドラマ初出演を果たし、これまでTBS系日曜劇場「危険なビーナス」(2020年)や「ラストマン-全盲の捜査官-」(2023年)などさまざまな作品に出演してきた福田さんだが、今作がドラマ初主演、初のヒロイン役となる。

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 ドラマは、南綾子さんの同名小説(新潮社)が原作で、最新の婚活事情を通して登場人物たちをコミカルに描く“婚活ラブコメディー”。生涯のパートナーを求めて日々奮闘中の33歳の売れない小説家・南綾子(福田さん)が、かつて自分をその気にさせて、遊んで捨てたクソ男の幽霊と共に、二人三脚で婚活する姿を描く。

 福田さんは「突然主演の話がきて『自分で大丈夫ですか!?』と非常に不安だったのですが、原作を読んで、主人公の綾子の絶妙なポジションとあまりのリアリティーに、確かに私や……と思いました。お芝居は素人なので迷惑かけないように修行します! 応援してもらえるように一生懸命演じたいです」とコメント。

 作品については「コメディーや非現実的な要素がありつつも、わりとリアリティーたっぷりの一人の女性の生き様を描いています。私演じる綾子に同情したり引いたり共感したり、クソ男・山田の憎めないズルさにキュンキュンしながら楽しんでほしいです!」とアピールした。

 フジテレビの羽鳥健一プロデューサーは、福田さん演じる主人公について「リハーサルを重ねれば重ねるほど、ドラマの主役・南綾子が鮮明になっていきました。福田さんの言い回しや動き方によって、台本がうねりと共感を得るものに変化していく喜びを強烈に感じています。監督の提案に対する対応力の高さも半端ないです。女性だけでなく男性も応援したくなるであろう、福田麻貴さんが演じる南綾子とドラマにご期待ください!」と話した。

 原作者の南さんは「書いたときはまさかドラマ化されるとは想像しておらず、自分が主人公となったドラマがこれから作られるという事実にずっと戦慄(せんりつ)しています。結婚したいのか、恋愛したいのか、それとも一人で生きていきたいのか、ときに破天荒に、ときにみみっちく思い悩み行動する女性を、福田さんには伸び伸びと自由に演じてもらいたいです。そしてそんな主人公に対し、こんな女は嫌だとか、結婚できないはずだとか、悪口を言いながら見ていただくのも一興だと思います」とコメントを寄せた。

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