アイドルグループ「櫻坂46」が11月25日と26日、結成3周年を記念した「櫻坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」をZOZOマリンスタジアム（千葉市美浜区）で開催した。グループ初の単独野外スタジアムライブで、2日間で計7万2000人を動員。ステージ左右に設置されたスクリーン裏の見切れ席、ステージバック席までびっしり埋めつくされるほどの盛況ぶりを見せ、同スタジアム史上最高の動員数を更新した。NHK紅白歌合戦に“返り咲き”でも話題の櫻坂46だが、グループの“勢い”を感じさせた。
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初日の25日の公演では1期生の土生瑞穂（はぶ・みづほ）さんの卒業セレモニーが行われた。グループ改名前の「欅坂46」時代から8年間のアイドル人生を締めくくった。
26日の公演では、今年4月から体調不良のため活動を休止していた2期生の遠藤光莉さんがステージにサプライズ登場。約7カ月ぶりにファンの前に姿を現した遠藤さんは「これから少しずつ、私らしくゆっくり活動していきます」と話した。ほかのメンバーやBuddies（櫻坂46ファンの愛称）からの「おかえり！」の声援に、うれしそうにほほ笑み、手を振り応えた。
ライブ終盤には、キャプテン・松田里奈さんがあいさつ。「去年の今頃はちょっと悔しい思いをしたり、今年のツアーも空席が目に入ることもあったんですけど、今年に入ってからシングルを3枚発売させていただいたり、初めての海外でのライブにも挑戦させていただいり、そして今年は年末に皆さんと締めくくれる日があるという、本当に特別な1年でした」と話し、「いつもいろいろいただいてばかりなので、今度は私たちから皆さんに恩返ししたい気持ちでいっぱいです」とBuddiesに感謝を伝えた。
そしてラストナンバー「櫻坂の詩」を披露すると、会場上空に盛大な花火が打ち上がり、2日間のライブを終えた。
