名探偵コナン 100万ドルの五稜星:劇場版最新作の特報公開 怪盗キッドが日本刀狙う 服部平次「お前だけは絶対に許さん言うたやろ!」

「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」の特報の一場面(c)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
1 / 3
「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」の特報の一場面(c)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版最新作となる第27作「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の特報がYouTubeで公開された。

ウナギノボリ

 江戸川コナンが「なんであいつがこれを……」とつぶやき、怪盗キッドが日本刀を狙い、和楽器のリズムに合わせて、刀に隠された秘密に迫ろうとするコナン、キッドの姿が描かれている。「お前だけは絶対に許さん言うたやろ!」の声と共に、バイクでステンドガラスを破り、キッドの因縁の相手であり、西の高校生探偵・服部平次が登場。キッドに正面から立ち向かい、激しいバトルアクションを繰り広げる。建物の上で対峙(たいじ)した末、モノクルの飛んだキッドの顔を見た平次は、何かに気付く……という映像になっている。

 新作は、北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届き、キッドが幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙う。西の名探偵・服部平次とコナンたちも、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れており、犯行予告当日、平次がキッドの変装を見破り、追い詰める。

 時を同じくして、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で見つかる。捜査線上に浮かび上がったのは、“死の商人”と呼ばれ、アジア一帯で武器商人として活動する日系アメリカ人の男だった。彼は戦時中の軍需産業に深く関わっていた斧江家初代当主が函館のどこかに隠したとされるお宝を探していた。当時、日本の敗色濃厚だった戦況を一変させるほどの強力な兵器だというウワサがあり、そのお宝とキッドが狙う刀は関係があるようで、刀を狙うキッドに対し、謎の“剣士”の影が迫る。永岡智佳さんが監督を務め、大倉崇裕さんが脚本、菅野祐悟さんが音楽を担当する。2024年4月12日に公開される。

 「名探偵コナン」は、江戸川コナンが次々と起こる難事件を解決する姿を描いたマンガで、1994年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載をスタート。テレビアニメが1996年から放送されている。

 4月に公開された劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」は、興行収入138億3000万円を突破し、シリーズ最高記録を更新。劇場版のシリーズ累計興行収入は1180億円を突破している。

 ◇スタッフ(敬称略)

 原作:青山剛昌▽監督:永岡智佳▽脚本:大倉崇裕▽音楽:菅野祐悟▽アニメーション制作:トムス・エンタテインメント▽製作:小学館、読売テレビ、日本テレビ、ShoPro、東宝、トムス・エンタテインメント▽配給:東宝

 ◇キャスト(敬称略)

 江戸川コナン:高山みなみ▽毛利蘭:山崎和佳奈▽毛利小五郎:小山力也▽怪盗キッド:山口勝平▽服部平次:堀川りょう

写真を見る全 3 枚

アニメ 最新記事