古川慎:「るろうに剣心」志々雄真実役の重責明かす 悪のカリスマの“魂”届ける ジャンフェス登場

「ジャンプフェスタ2024」の「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」のステージイベントの様子(C)SHUEISHA Inc. All rights reserved.
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「ジャンプフェスタ2024」の「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」のステージイベントの様子(C)SHUEISHA Inc. All rights reserved.

 和月伸宏さんの人気マンガ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の新作テレビアニメのイベントが12月17日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の「ジャンプフェスタ2024」内で行われ、緋村剣心役の斉藤壮馬さん、神谷薫役の高橋李依さん、志々雄真実役の古川慎さん、瀬田宗次郎役の山下大輝さんが登場した。古川さんは、人気キャラクターの志々雄真実役に懸ける思いを語った。

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 ステージでは、新作テレビアニメの第2期「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」が制作され、2024年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」ほかで放送されることが発表された。志々雄真実は第2期で剣心と対峙(たいじ)することになる。古川さんは、志々雄について、自分の世代の「ジャンプ」読者にとっての悪のカリスマだといい、演じることが決まった際は重責を感じたという。古川さんは新作テレビアニメで、志々雄の魂を届けたいと意気込みを語った。瀬田宗次郎役の山下さんも、古川さんと同じ気持ちを抱いているといい、全力で収録に臨みたいと心境を明かした。

 「るろうに剣心」は、1994~99年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された人気マンガ。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心が明治維新後、不殺を誓った流浪人として、新たな時代の生き方を模索していく姿を描いた。新章の「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-」が、2017年から月刊マンガ誌「ジャンプSQ.(スクエア)」(同)で連載中。1996年に初めてテレビアニメ化され、1997年に劇場版が公開された。1999年以降、3作のOVAが制作された。俳優の佐藤健さん主演で実写映画化されたことも話題になった。

 新作アニメは原作者の和月さんがキャラクターデザインやシナリオなど全編にわたり完全監修し、原作を第1話から再構築する。今年7月に「ノイタミナ」ほかで放送をスタートし、12月14日深夜に第2クールの最終話が放送された。

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