探偵!ナイトスクープ:「年忘れファン感謝祭」大みそかに放送 ファン投票で選ぶ探偵別1位、2位の作品発表

12月31日放送の「探偵!ナイトスクープ 年忘れファン感謝祭2023」の出演者=ABCテレビ提供
1 / 3
12月31日放送の「探偵!ナイトスクープ 年忘れファン感謝祭2023」の出演者=ABCテレビ提供

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが局長を務める人気バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ)。2022年12月からこれまでに放送された全調査の中から、ファン投票で選出した各探偵の1位と2位を紹介する「探偵!ナイトスクープ 年忘れファン感謝祭2023」が、12月31日正午~午後3時25分に放送される(関西ローカル)。司会は、新探偵を務める、お笑いコンビ「霜降り明星」のせいやさんとお笑い芸人のゆりやんレトリィバァさん、秘書の増田紗織アナウンサーが担当する。

あなたにオススメ

 探偵たちのベスト作品の発表は、まず真栄田賢探偵から。第2位は、硬軟取り交ぜた二つの夢をかなえるため、おじいちゃんが“大冒険”を繰り広げる「97歳のぼるじいさんの夢」(7月7日放送)。第1位は、松本局長が「少年のキャラがすごい良かったよね。お母さんもすごい応援してくれて、ほほえましい回でした」と称賛した「B’zイントロクイズ最強少年」(6月16日放送)。数々の大人たちを撃破したB’z大好き少年と、東大卒イントロ女王が手に汗握る大接戦を展開する。

 竹山隆範探偵の第2位は、5歳の男の子が“じいじ”を襲う悪者に“さすまた”で立ち向かった「さすまた大好き少年」(2022年12月2日放送)。第1位は、松本局長が「何か大きい事件があったら、2人でUFOでも見るとか、火星人にでも遭ったりしたら、それどころではなくなるんやろうけど、難しいね。それを解決してくれる番組はナイトスクープしかないかな」と番組の魅力まで分析した「16年間会話のない兄妹」(5月5日放送)。互いに勘違いし続けた16年間だったが、双方の気持ちを知ると、兄と妹は一気に泣き出す。予想を裏切る不仲の原因とは?

 ゆりやんレトリィバァ探偵の第2位は、母親と息子の互いの本音があふれ出た感動の「母と息子のラップバトル」(9月15日放送)。第1位は、「面白いね、ゆりやんは。結構、何でもこなして。小ネタ集もちゃんとこなせるし、シリアスな依頼にも応えられるから、順応性が高い探偵やなぁと思ってね」と松本局長がゆりやん探偵をベタ褒めした「爆笑!小ネタ集」(8月4日放送)。初挑戦となった「小ネタ集」では、「どうしても開かないフタ」や「糸コンニャクをからしで」を、おなじみの大胆水着姿になって解決。中でも注目だったのが、「ジャンケン必勝法」だ。依頼者が小学生の時に発見したという必勝法を街中で実践してみると……。

 石田靖探偵の第2位は、「人が汗をかいたユニホームのニオイを嗅いでみたい」と願う依頼者が、あの手この手を駆使して夢をかなえる「南選手のニオイを嗅ぎたい!」(10月27日放送)。第1位は、「今年1年の中で、結構上位にくる神回じゃないですかねぇ。僕はお父さんの気持ちがすごく分かるなと思ったし。子どもたち3人がすごく素直にいい子に育って、メチャクチャ良かったです」と松本局長も大絶賛した「亡き妻の遺影を再現したい」(2022年12月9日放送)。依頼者の亡き妻への断ち切れない思い、娘たちの母への後悔の念、そして母そっくりな息子の決断と、家族の絆が1枚の写真を通して一つになった感動作品だ。

 せいや探偵の第2位は、せいやの母校・近畿大学の全面協力のもと、“人のケツを蹴りたい”という女性が、ただただ欲望のままに他人のケツを蹴りまくる「ケツを蹴り上げたい女」(6月16日放送)。第1位は、松本局長が「渾身(こんしん)の力作と言うか(笑い)。“地上波ここにあり”っていう。この番組ができるというのが、すごいよね。新人探偵のせいやも対応能力が高いというか、頑張ってくれたし」と語った「人は逆立ちしてウンコができるのか?」(4月7日放送)。番組の医療担当を務める谷先生いわく、「“気張る>重力”なら、ウンチは出る」。しかし、逆立ちしながら腹圧をかけるのは相当難しそうだ。これは、ニュートンへの挑戦か!? せいや探偵の衝撃デビュー作だ。

 永見大吾探偵の第2位は、保育園児・渚ちゃんとドンドン距離が縮まっていった、ほのぼのVTR「馬で保育園に通いたい女の子」(6月16日放送)。実はこの日、渚ちゃんから永見探偵宛てに届いたビデオメッセージには、新たな依頼が……。第1位は、松本局長が「オンエアしてる時点で窃盗はしてないんやろうけども、一緒にドキドキしたね。永見は永見なりの、のほほんとした、いい味出してる」と新探偵としての評価も高かった「人気YouTuberが窃盗!?」(9月29日放送)。全編を通し、誰が見てもYouTuberの“クロ”は決定的だった。ところが、ものすごい確率で起きた奇跡の結末に注目が集まる。

 田村裕探偵の第2位は、熱湯風呂に体当たりで挑んだ「熱すぎる『地獄風呂』」(6月30日放送)。第1位は、松本局長に「ロケも大変やったろうな。俺は元々、万年不眠症なんで、あの状況で寝られることがうらやましかったけど」と語った「寝言のすごい人たち」(5月19日放送)。寝言がすごいと言われる4人が一つの部屋に集合し、一緒に眠りにつくことになった。明け方になると「休み」「親子でおる」「結局、犯人誰やった?」など、それぞれが思い思いにしゃべり始める。寝言での会話セッションは成立するのか?を検証した爆笑編。

 桂二葉探偵の第2位は、依頼者が優しい彼氏に不満をもらすものの、最後にサプライズが待ち受ける「真剣勝負で彼氏に叩(たた)かれたい」(10月13日放送)。第1位は、松本局長が「『自分がやられるより、息子を叩く方がつらい』というのは、お母さんならではの名言でしたね。息子さんは、たぶんですけど、あえてやられてあげてる感じも伝わってきたし。お母さんと二葉さんが一緒に戦うっていうのが非常に良くて」と評した「母と息子のチャンバラ対決」(7月7日放送)。反抗期がすごかった息子を、母はチャンバラでボコボコにしたい。しかし、両者全く手加減なしのガチ対決を実施するも、一方的に息子が勝利。すると、依頼者も二葉探偵も感情を爆発させ大号泣。母と息子の本気の愛情ストーリーが展開する。

 最後は、間寛平探偵。第2位は、寛平探偵が息が切れるほど動き回り解決に導いた「ウルトラQのテーマ曲が怖い」(11月17日放送)。第1位は、松本局長が「僕にはない能力ですね。あれはできない。相手の懐にスッと入るっていう。素晴らしい」と偉大なる先輩を称えた「深夜の視聴率調査」(6月2日放送)。コロナ禍を乗り越え3年3カ月ぶりに復活した名物企画だ。

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事