神谷浩史:<物語>シリーズと一心同体? 坂本真綾の言葉に照れ

「傷物語-こよみヴァンプ-」の公開記念舞台あいさつに登場した神谷浩史さん(左)と坂本真綾さん
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「傷物語-こよみヴァンプ-」の公開記念舞台あいさつに登場した神谷浩史さん(左)と坂本真綾さん

 西尾維新さんの人気小説が原作のアニメ「<物語>シリーズ」の劇場版アニメ3部作「傷物語」の総集編「傷物語-こよみヴァンプ-」の公開記念舞台あいさつが1月13日、新宿バルト9(東京都新宿区)で開催され、声優の神谷浩史さん、坂本真綾さんが登場した。「<物語>シリーズ」の魅力が話題になると、主人公・阿良々木暦役の神谷さんは「青春怪異小説の原点で古典になる作品」とコメント。キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード役の坂本さんが「魅力は神谷浩史さん。<物語>シリーズと神谷さんの存在は一心同体なんですよ」と語ると、神谷さんは、舞台あいさつを取材中の報道陣に向かって「見出しにするなよ! 頼むぞ! まじやめて」と照れながら呼びかけた。

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 総集編が公開されることになり、神谷さんは「映画館というぜいたくな空間で見られることが本当にうれしい」と喜んだ。劇場版3部作の収録の際に印象に残っていることを聞かれると「芳忠さん(ギロチンカッター役の大塚芳忠さん)と一緒にアフレコしたのですが、終わった時、芳忠さんが『お疲れ!』と握手して帰っていきました。初めてですよ。こん身の芝居が見られます」と振り返った。

 「傷物語」は、シリーズ第1作「化物語」の前日譚(たん)に当たり、「<物語>シリーズ」の原点。原作小説の「I 鉄血篇」「II 熱血篇」「III 冷血篇」が劇場版3部作としてアニメ化され、2016年1、8月、2017年1月に公開された。伝説の吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと阿良々木暦の出会いが描かれる。「傷物語-こよみヴァンプ-」は、劇場版3部作を総集編として再構成した。1月12日に公開された。

 「<物語>シリーズ」は、阿良々木暦ら少年少女と怪異にまつわるドラマを描いた小説。アニメも人気を集めており、シリーズ第1作「化物語」が2009年に放送された。

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