名探偵コナン
#1146「汽笛の聞こえる古書店4」
12月21日(土)放送分
人気ライトノベル「シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~」の作者・硬梨菜さんと「ソードアート・オンライン(SAO)」シリーズを手掛ける川原礫さんの対談が、1月24日発売の「週刊少年マガジン」(講談社)第8号に掲載された。両作はVRMMO(仮想現実大規模多人数オンライン)を題材にしており、対談ではVRMMOの魅力や、作中のゲーム設定などについて語っている。
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川原さんは「私は、ゲームの設定部分がVRMMOジャンルの小説に挑戦する上で一番やりがいがあるところだと思っています。本物のゲーム開発者ではないので、予算やマシンスペック、開発期間を考えずにやりたい放題でゲームを作れますから。『SAO』では、とりあえずサーバーのCPUパワーは無限、ストレージも無限、回線速度は無線接続であろうとも秒間100ギガビットという現実を超えた性能で考えています(笑い)」と話している。
川原さんに「『シャンフロ』もそうなのかなと思ったのですが、いかがでしょう?」と聞かれると、硬梨菜さんは「そうですね! 僕も『未来はこうなったらいいな』という思いで自由に書いています。ゲームのサーバーも、『ビル7棟分』と書いて大きさでごまかそうとしていました(笑い)」とコメント。
「シャングリラ・フロンティア」では、頭に装着するVR機器の設定は明言していなかったといい、「コミカライズ版の『シャンフロ』ではヘッドギア型のVR機器が登場していますが、あれは作画担当の不二涼介先生がデザインしてくれたものなんです。マンガが決まった時に、VR機器はどうなるんだろうと気になっていたのですが、不二先生が自然な形で登場させてくれてうれしかったです」と明かしている。
「シャングリラ・フロンティア」は、小説投稿サイト「小説家になろう」で人気のライトノベル。クソゲーを愛好するゲーマーの陽務楽郎が、プレーヤー数3000万人を誇る神ゲーの「シャングリラ・フロンティア」に挑戦する……というストーリー。コミカライズが2020年7月から「週刊少年マガジン」で連載中。テレビアニメも人気を集めており、MBS・TBS系の日曜午後5時のアニメ枠“日5”で放送中。
「SAO」は、脳と仮想空間を直結する機器によってバーチャルリアリティーが実現した近未来を舞台に、さまざまなオンラインゲームを取り巻く事件を描いている。2012年にテレビアニメ第1作が放送された。
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