人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの完全新作となる劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が1月26日の公開から2日間で、興行収入が7億7000万円を突破したことが分かった。観客動員数は約50万人を記録し、ロケットスタートを切った。同作が56の国と地域で公開されることも発表された。劇場版は、2006年に制作が発表されたものの、その後は長らく続報が途絶えていた。発表から約18年の時を経て、公開されたことも話題になっている。
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1月28日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催された公開記念舞台あいさつで発表された。舞台あいさつには、キラ・ヤマト役の保志総一朗さん、ラクス・クライン役の田中理恵さん、アスラン・ザラ役の石田彰さん、イングリット・トラドール役の上坂すみれさん、グリフィン・アルバレスト役の森崎ウィンさん、主題歌アーティストの西川貴教さん、福田己津央監督が登壇した。
福田監督は「18年間、応援してくださった皆さんのお力添えだと思います。18年、お待たせして申し訳ございません。皆さんの喜んだ顔を見たかった。映画のよさはそこにあると思います。そこを第一に考えていました。売り上げとかいいんです。みんなの笑顔があればいいんです」とファンに感謝した。
「機動戦士ガンダムSEED」は2002年10月~2003年9月、続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」は2004年10月~2005年10月に放送された。これまでの「ガンダム」シリーズのファンに加え、多くの女性層を獲得し、“21世紀のファーストガンダム”とも呼ばれている。ガンプラ(プラモデル)も好調で、小学生を中心に“第二次ガンプラブーム”を巻き起こすなど大きなムーブメントとなった。
「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」は「SEED DESTINY」の続編で、福田監督らテレビアニメのスタッフが再集結した。舞台となるC.E.(コズミック・イラ)75では戦いがまだ続いており、独立運動、ブルーコスモスによる侵攻などを沈静化するべく、世界平和監視機構・コンパスが創設され、キラたちが各地の戦闘に介入する。コンパスは、新興国・ファウンデーションからブルーコスモス本拠地への合同作戦を提案される。
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