仮面ライダー555：“乾巧”半田健人、20年前の“約束”果たし「安堵」　“真理”芳賀優里亜はファンの応援に感無量

　特撮ドラマ「仮面ライダー555（ファイズ）」（2003～04年）の新作Vシネクスト「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」の初日舞台あいさつが2月2日、東京都内で行われた。仮面ライダーファイズ／乾巧役の半田健人さんは、初日を迎えた心境を聞かれ、「思えば20年前『555』のメンバーで最後のステージに立ったとき、そこで『いつか会えます』と約束させてもらった」と切り出し、「無責任な約束だったかもしれないけど、その約束を果たせたことに安堵と言うか喜びでもある。同じメンバーで帰ってこられたこと、非常にうれしく思っています！」と力強く語っていた。

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　同じ質問に、園田真理役の芳賀優里亜さんは、「この20年間、皆さんの応援があって、成立した20周年記念作品だと思う」とファンの声が大きかったと口にし、「実際ファンの皆さんを前にすると、こんなにたくさんの方に応援していただいていたのだなと、より実感として湧いてきました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」と笑顔でメッセージを送った。

　また仮面ライダーカイザ／草加雅人役の村上幸平さんも、「いよいよこの日がやってまいりました。20周年作品ということで、20年におよぶ僕たちの思いと20年の皆さんの愛が一つの形となって今日こうして 幕が上がりました。夢のようです！」と喜びをかみしめていた。

　「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」は、ファイズ／乾巧（半田さん）が消息不明となった数年後の世界を舞台に、オリジナルキャストが再集結してテレビ本編の最終回後を描く。政府によって再生されたスマートブレイン社は、オルフェノクの殲滅（せんめつ）を目指す企業へと変貌を遂げ、巧はかつてとは異なる姿の仮面ライダーネクストファイズへと変身し、同社の先兵になっていた……という展開。期間限定で上映され、5月29日にブルーレイディスク（BD）とDVDがリリースされる。

　舞台あいさつには、仮面ライダーミューズ／玲菜役の福田ルミカさん、「西洋洗濯舗菊池」の菊池啓太郎の甥っ子・菊池条太郎役の浅川大治さん、スマートブレイン社のイメージガールや社長秘書などを務めるスマートレディ役の進藤あまねさん、田崎竜太監督も出席した。