光る君へ:上地雄輔が15年ぶりの大河ドラマ 道長の異母兄・藤原道綱役 「どこかキュートで愛される人間を」

NHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原道綱を演じる上地雄輔さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原道綱を演じる上地雄輔さん (C)NHK

 俳優の吉高由里子さん主演の2024年NHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第5回「告白」が、2月4日に放送される。同回には、上地雄輔さんが藤原道綱役で登場する。

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 藤原道綱は、道長(柄本佑さん)の異腹の兄。知性豊かな母(寧子、財前直見さん)を持つが、本人は一向に才に恵まれず、父の兼家(段田安則さん)からは、嫡妻の息子たちより格段に軽く扱われている。性格は明るくお人よしで、憎めないところもある。

 上地さんは「天地人」(2009年)以来、15年ぶりの大河ドラマ出演。昨年7月の出演発表の際「道綱はただの“みにくいアヒルの子”ではなく、しっかりと母親からの愛情を受けていたと思います。道綱がこの家族の中の一つのアクセントやスパイスになるといいなという思いを込めて、濃く、そしてどこかキュートで愛される人間を監督やスタッフの皆様と話し合いながら作り上げていきたいと思います」と語っていた。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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