磯村勇斗:エランドール賞・新人賞受賞 デビュー10周年迎え「“第2章”の始まり」 綾野剛も称賛「見る人の心震わせる芝居」

「2024年 エランドール賞」授賞式に出席した磯村勇斗さん(右)と綾野剛さん
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「2024年 エランドール賞」授賞式に出席した磯村勇斗さん(右)と綾野剛さん

 俳優の磯村勇斗さんが、映画・テレビドラマで活躍した俳優やプロデューサーを表彰する「2024年 エランドール賞」の「新人賞」に選出され、2月8日に東京都内で行われた授賞式に出席した。磯村さんは「昨年はドラマ、映画とたくさんの作品に携わることができました」と振り返り、「ここまで来るのにいろんな人たちに助けていただきながら、支えていただきながら、この場に立てているんだなと感じました。人との出会いを大切にしていかなきゃなと改めて実感し、自分は巡り合わせで助けてもらったことが多いので、しっかり返していけるように努力していきます」と誓った。

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 エランドール賞の新人賞は「出演した作品で新鮮かつ優秀な演技を示した者」「俳優として優れた素質と魅力の持ち主で将来性が大いに期待される者」といった選考基準で選出される。磯村さんは昨年、映画「最後まで行く」「渇水」「月」「正欲」、連続ドラマ「星降る夜に」(テレビ朝日系)、「きのう何食べた? season2」(テレビ東京系)など多数の作品に出演した。

 この日は、磯村さんの祝福のため「最後まで行く」で共演した綾野剛さんが駆け付けた。綾野さんは花束を手渡すと、「あなたの飽くなき姿勢と、一時もあきらめない精神力。そして何よりも見てくださる皆さんの心を震わせるお芝居は、作品に対する愛と圧倒的な努力が生んだと心から思っています」「『心が動くまでお芝居を続けるんだ』という気持ちを、僕はあなたから学びました」と称賛し、熱い抱擁を交わした。

 授賞式後の会見で、磯村さんは「昨年いろいろな映画祭でも賞をいただき、今年でデビュー10年を迎えて“第2章”の始まりかなと思っているので、新たに気を引き締めていきたいです」と意気込みを語った。

 エランドール賞は1956年に始まった顕彰制度。今年は「新人賞」に磯村さん、今田美桜さん、眞栄田郷敦さん、小芝風花さん、目黒蓮さん、堀田真由さんを選出した。

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