2月13日に発表された9~11日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの完全新作劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」(福田己津央監督)が首位を獲得した。同作は初登場で首位を獲得し、公開2週目で2位となったが、今回首位に返り咲いた。9~11日の週末3日間で動員が約24万7000人、興行収入が約4億4900万円を記録。振替休日となった12日を含め、累計で動員が163万5000人、興行収入が26億8400万円を突破した。1982年公開の「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」が記録した興行収入約23億円を超え、「ガンダム」シリーズの劇場版の歴代最高興行収入記録を約42年ぶりに更新した。
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初登場作品では、瀬尾まいこさんの同名小説を三宅唱監督が映画化した「夜明けのすべて」が4位、土橋章宏の同名小説を基に俳優のムロツヨシさんが吉良上野介とその弟・孝証を一人二役で演じた「身代わり忠臣蔵」(河合勇人監督)が5位、世界的ヒットホラーゲームをブラムハウス・プロダクションが実写化した「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」(エマ・タミ監督)が7位にランクインした。
既存作品では、前週1位で初登場したアニメ「鬼滅の刃」の劇場上映企画「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」(外崎春雄監督)が2位となった。週末3日間で動員が約20万4000人、興行収入が約2億9400万円を記録。公開11日間の累計では、動員が約87万4000人、興行収入が約12億5000万円を記録している。3位には、前週と同じく「ゴールデンカムイ」(久保茂昭監督)がランクインし、週末3日間で動員が約15万8000人、興行収入が約2億4100万円を記録。公開25日間の累計では、動員が約142万2000人、興行収入が約20億8500万円を記録している。
公開13週目を迎えた劇場版アニメ「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」(古賀豪監督)は、前週から大幅ランクアップで8位に再登場。「最後の御礼!」と題して、来場者特典第6弾が2月10日から数量限定で配布されたこともあり、累計成績は、動員が185万5000人、興行収入が26億5400万円を突破した。
1位 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
2位 ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ
3位 ゴールデンカムイ
4位 夜明けのすべて
5位 身代わり忠臣蔵
6位 劇場版 SPY×FAMILY CODE:White
7位 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ
8位 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
9位 あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
10位 ゴジラ-1.0
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