名探偵コナン 100万ドルの五稜星:主題歌はaiko「相思相愛」 予告映像に抱き合う平次と和葉

「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」の予告映像(c)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
1 / 3
「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」の予告映像(c)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版最新作となる第27作「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」で、シンガー・ソングライターのaikoさんが主題歌「相思相愛」を担当することが分かった。同曲が流れる予告映像もYouTubeで公開された。

ウナギノボリ

 新作劇場版では、ビッグジュエルと呼ばれる宝石を追い求めるキッドが、なぜか日本刀を狙う。予告映像では、キッドを追い詰めた服部平次による屋上での日本刀バトルが描かれている。いつでも余裕の笑みを絶やさないキッドが初めて見せるような追い詰められた表情が印象的なシーンで、キッドの素顔を見て、平次は「お前……その顔」と驚く。街を巻き込んだ爆発や車に追われるコナン、平次と狐面をつけた謎の人物のつばぜり合い、満開の桜の中で敵に囲まれる平次、函館山山頂から見える100万ドルの夜景の前で向かい合って抱き合う平次と遠山和葉も描かれている。

 aikoさんは「昨年のツアー中に主題歌のお話をいただき、驚きと共にめちゃくちゃうれしくて毎日本当に頑張れました。制作スタッフの皆様が『自由に作ってほしい』と言ってくださったお陰でこの曲が生まれました。大切な人を想(おも)う一心で書いた『相思相愛』です。 工藤くんが昔『言葉じゃなきゃ伝わらないこともあると思ってよ』と言っていましたが、音楽じゃなきゃ伝わらないこともあると信じて歌います」とコメントを寄せている。

 同作の前売り券が3月1日に発売されることも発表された。劇場限定の特典として、原作者の青山剛昌さんが描き下ろしたティザービジュアルとメインビジュアルが両面に印刷されたオリジナルクリアファイルを15万人にプレゼントする。5月4日に発売予定の「名探偵コナントレーディングカードゲーム」(タカラトミー)の「限定カード 服部平次&怪盗キッド」もセットとなる。

 新作は、北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届き、キッドが幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀・星稜刀を狙う。西の名探偵・服部平次とコナンたちも、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れており、犯行予告当日、平次がキッドの変装を見破り、追い詰める。永岡智佳さんが監督を務め、大倉崇裕さんが脚本、菅野祐悟さんが音楽を担当する。4月12日に公開される。

 「名探偵コナン」は、江戸川コナンが次々と起こる難事件を解決する姿を描いたマンガで、1994年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載をスタート。テレビアニメが1996年から放送されている。4月に公開された劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」は、興行収入138億3000万円を突破し、シリーズ最高記録を更新。劇場版のシリーズ累計興行収入は1180億円を突破している。

写真を見る全 3 枚

アニメ 最新記事