新婚さんいらっしゃい!:妻の片思い14年、告白して玉砕21回 どうやって夫の心を捕まえたのか 「恋文の聖地」京都・随心院から放送

2月18日放送「新婚さんいらっしゃい!」から=ABCテレビ提供
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2月18日放送「新婚さんいらっしゃい!」から=ABCテレビ提供

 藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分)。2月18日の放送はスタジオを飛び出し、京都市山科区の随心院からお届けする。随心院は「ラブレターの聖地」とも呼ばれ、平安時代に活躍した歌人、小野小町が晩年を過ごした。登場する夫婦は、そんなロケ地にふさわしく、胸がキュンとするラブレターの思い出を持つ埼玉県の新婚さん。

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 鹿児島出身の2人は、中学2、3年で同じクラスだった。妻が夫に声をかけ、授業中の手紙交換が始まった。さらに、夜中に夫が近所の公衆電話から電話をかけ、2時間話し込むこともあった。

 妻は両想いを確信し、卒業式後に告白したが、フラれてしまう。夫にとって妻は何でも話せる親友のような感じで、恋愛には発展しなかったという。そこから社会人になるまで、妻が告白すること21回。高校生になってもメール交換が続き、夫は妻の誕生日に花の写真を添え「素敵な1年にしてね」とメールを送ってきた。喜んだ妻が告白するも、またまた玉砕。夫にしてみれば「特別な友達」に喜んでもらいたい一心だった。

 ところが、26歳で転機が訪れる。正月に夫が帰省すると、妻に彼氏ができたという話が飛び込んで来た。友人らから「ほかの人と付き合ったほうがいい」と言われた妻が、夫を越える人を見つけようとしていた。妻から電話があり「彼氏と別れた」と告げられる。すると夫が「本当にたくさん待たせてごめん。まだ俺のことを好きでいてくれるなら、付き合ってくれませんか」と打ち明けた。

 妻の片想いがようやく実り、翌年に結婚。新婚生活で愛情バランスにも変化があったのか「今では僕の好きが勝っている」とノロケる夫。収録がラブレターの聖地ということで、今回は2人に思いのこもった手紙を書いてきてもらった。妻が片想いすること14年。夫婦になった今だからこそ、伝えたい思いとは。

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