梶裕貴:「劇場版ハイキュー!!」 「見たかったけど終わってほしくない」 研磨への思い

「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の最速上映の舞台あいさつに登場した(左から)中村悠一さん、梶裕貴さん、村瀬歩さん、石川界人さん
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「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の最速上映の舞台あいさつに登場した(左から)中村悠一さん、梶裕貴さん、村瀬歩さん、石川界人さん

 古舘春一さんの人気バレーボールマンガが原作のアニメ「ハイキュー!!」の新作劇場版「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」(満仲勧監督)の最速上映が公開日の2月16日午前0時から全国6都市の映画館で実施された。TOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)で行われた上映前の舞台あいさつに、声優の村瀬歩さん、石川界人さん、梶裕貴さん、中村悠一さんが登場。音駒高校の孤爪研磨を演じる梶さんは、一足先に劇場版を見たといい、「見たかったけど終わってほしくないなという気持ちが同時にわき起こってきました」と語った。

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 劇場版は、原作でも人気の烏野高校、音駒高校との因縁の戦い“ゴミ捨て場の決戦”が描かれる。舞台あいさつには、烏野高校の日向翔陽役の村瀬さん、影山飛雄役の石川さん、音駒高校の孤爪研磨役の梶さん、黒尾鉄朗役の中村さんという両校の主要メンバーを演じるキャストが集結し、“決戦の開幕”を喜んだ。

 梶さんは「劇場版の中で彼(研磨)と翔陽のこれまでの点と点がつながっていくような描写があったり、幼い頃にクロ(黒尾)との間で、彼にとっても大きなターニングポイントがあったり、そういう変化が詰まった内容になっていると思います。彼がどういうふうに考えてバレーボールというものに向き合ってきたのかを感じていただけるんじゃないかと思います」と思いを語った。

 「ハイキュー!!」は、2012年2月~2020年7月に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載。中学時代の最後の公式戦で惨敗した日向翔陽が、惨敗した相手チームの影山飛雄と進学先の烏野高校バレー部で再会し、共に頂点を目指す姿が描かれた。シリーズ累計発行部数は6000万部以上。

 テレビアニメ第1期が2014年4~9月、第2期が2015年10月~2016年3月、第3期が2016年10~12月、第4期の第1クールが2020年1~4月、第2クールが同10~12月に放送された。

 劇場版は2部作で、第1部は、テレビアニメ第4期で描かれた稲荷崎高校戦に続くエピソードとなり、原作でも人気の烏野高校、音駒高校との戦い“ゴミ捨て場の決戦”が描かれる。テレビアニメと同じく、Production I.Gが制作する。

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