野沢雅子:新作「ドラゴンボールDAIMA」 悟空を演じ「うれしい」 鳥山明さんへ思いを込めたかめはめ波

「フジテレビ アニメラインナップ発表会2024」に登場した野沢雅子さん
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「フジテレビ アニメラインナップ発表会2024」に登場した野沢雅子さん

 フジテレビが、新作アニメなどを発表する「フジテレビ アニメラインナップ発表会2024」が3月11日に行われ、故・鳥山明さんの人気マンガが原作のアニメ「ドラゴンボール」の完全新作シリーズ「ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)」が、同局で2024年秋から放送されることが明らかになった。日曜の放送となる。「ドラゴンボール」シリーズで孫悟空を演じる声優の野沢雅子さんが登場。新作で悟空を演じられることを「うれしい」と喜び、「ドラゴンボール」の魅力を語った。イベントでは、3月1日に急性硬膜下血腫のため死去した鳥山さんへの思いを込めて、野沢さん、会場に集まった観客が一緒になってかめはめ派のポーズを決めた。

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 新作は「ドラゴンボール」の40周年を記念したアニメで、アニメシリーズの新作は2018年3月に放送を終了した「ドラゴンボール超(スーパー)」以来、約6年ぶりとなる。原作者の鳥山さんがストーリー、キャラクターデザイン、設定などを担当した。

 野沢さんは「ドラゴンボール」の魅力について「次の日はどうなるか、わくわくしながら見られる作品ですよね」と話し、「ついついうれしいから、危ないんです。先をしゃべっちゃいそうになるので、なるべく皆さんとお話ししないようにしている」と笑顔を見せた。

 発表会には、劇場版アニメ「ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー」のエグゼクティブプロデューサーを務めたカプセルコーポレーション・トーキョーの伊能昭夫さんも登場。伊能さんは、新作について「鳥山先生が、お話を全て作り、かつてないほどキャラクターデザインもされている。メカデザインも手がけられている。ストーリーはかなり練り込まれていまして、先生が時間をかけて作っていただいたものになっている。冒険色が強く、アクションも盛りだくさん。『ドラゴンボール』の面白さが詰まっている」と説明した。

 伊能さんが「DAIMAは、長い時間をかけて準備してきました。鳥山先生の作り上げた作品世界をしっかり作っていくのが我々の使命だと思いますので、最高の作品に仕上げて皆さんにお届けしたい」と思いを語ると、野沢さんも大きくうなずいていた。

 ◇スタッフ(敬称略)

 原作・ストーリー・キャラクターデザイン:鳥山明▽シリーズディレクター:八島善孝、小牧文▽アニメーションキャラクターデザイン:中鶴勝祥▽シリーズ構成・脚本:柿原優子

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