狼と香辛料:OPはHana Hope ClariSがED担当 3月21日に本予告公開 15年ぶり新作テレビアニメ

「狼と香辛料 merchant meets the wise wolf」のビジュアル(C)2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合
1 / 6
「狼と香辛料 merchant meets the wise wolf」のビジュアル(C)2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合

 電撃文庫(KADOKAWA)の支倉凍砂(はせくら・いすな)さんの人気ライトノベル「狼と香辛料」の約15年ぶりとなる完全新作テレビアニメ「狼と香辛料 merchant meets the wise wolf」で、歌手のHana Hopeさんがオープニングテーマ(OP)「旅のゆくえ」を担当することが分かった。女性2人組ユニット「ClariS(クラリス)」がエンディングテーマ(ED)「アンダンテ」を担当することも発表された。OP、EDを使用した本予告が、3月21日午後7時に公式サイト、公式X(ツイッター)、TOHO animationのYouTubeチャンネルで公開される。

ウナギノボリ

 Hana Hopeさんは、作品の印象について「ヨーロッパ中世の広大な草原と小さな村、自然に囲まれたとても平和な田園風景が目の前に浮かんできました。風が駆け抜けていくのさえ感じられました。主人公のロレンスとホロのロードトリップの中で起きるさまざまな出来事が面白く、どんどん次のエピソードが見たくなりました」と語っている。

 OPについて「主人公と過ごすホロがオオカミの化身であり、普通なら恐れられる存在ですが、実は可愛らしく、楽しく明るい少女です。なので温かく、人間味あふれる、それでいて神であるオオカミの崇高さも出せるように優しくかつ洋々と草原に響き渡るように歌いました」と話している。

 ClariSのメンバーは、作品について「ロレンスとホロが、お互いに心を開いていくにつれて信頼し合っていることが、2人の会話から感じられてほほえましくなります! ホロは生きてきた年齢からは想像しきれない無邪気さとしっかりした部分があってギャップが魅力ですし、ロレンスの心優しい真っすぐな性格もホロがいることでより伝わってくる気がします。毎回何かが起こる2人の旅から目が離せないです!」とコメント。

 EDについては「『アンダンテ』は音楽用語で“歩くような速さで”という意味があります! タイトルの通り、まさに歩いているような心地良いテンポの楽曲で、サウンドの中にある強弱が感情の変化を表しているような気がしています。そして、アンダンテの他にも“君”に対して芽生えた思いが音楽用語で表現されているのもポイントで、歌っていてキュンとします。とても前向きになれる曲なのでぜひたくさん聴いてください」と話している。

 「狼と香辛料」は、行商人クラフト・ロレンスが、狼の耳と尻尾を持つ少女・ホロと旅をする姿を描いたライトノベル。2006年2月に第12回電撃小説大賞の銀賞に選ばれ、2021年2月にはシリーズ15周年を迎えた。シリーズ累計発行部数は約500万部。テレビアニメ第1期が2008年、第2期が2009年に放送された。

 新作アニメは、高橋丈夫さんが総監督、さんぺい聖さんが監督を務め、パッショーネが制作する。前作に続き、福山潤さんがクラフト・ロレンス、小清水亜美さんがホロをそれぞれ演じる。4月1日からテレビ東京ほかで放送される。

写真を見る全 6 枚

アニメ 最新記事