光る君へ:ユースケ・サンタマリア、安倍晴明役での“狙い” ビジネスマン陰陽師?「やっぱり食っていかないといけないから」 

NHK大河ドラマ「光る君へ」で安倍晴明を演じるユースケ・サンタマリアさん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「光る君へ」で安倍晴明を演じるユースケ・サンタマリアさん (C)NHK

 俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)で、安倍晴明(はるあきら)を演じるユースケ・サンタマリアさん。花山天皇(本郷奏多さん)の退位にもからむなど、暗躍する様子がたびたび描かれてきたが、ユースケさんは「『え! 陰陽師ってこんなだと思わなかった』みたいな。そういうところを狙っているって感じかな、僕は」と明かしている。

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 安倍晴明は、陰陽師。陰陽寮に属する天文博士。並外れた占いの才能を持ち、常人にはない力があると畏怖される存在。天皇や貴族の生活はもちろん、政局にも大きな影響を及ぼす。

 ユースケさんは「皆さんのイメージであるじゃないですか、陰陽師って。今までさんざんイケメンであったりとか、歌舞伎やっている方とかね、そういう方がやってきて、悪霊を退散するみたいな。そういう陰陽師がやっぱり多かったんですけど、それとはまったく違うビジネスマン安倍晴明みたいなところを今回やりたいということで。要は生きていくために世渡り情事にやっていくみたいな」と話す。

 一方で、ユースケさんは「かといって、そんな小ずるいわけでもなくて、自分にそういう力があると、みんなにうそをついてやっているわけでもなくて、実際、夜中ずっと星を見ているんですよ。そして星を見て時勢を占って、それをもとにいろいろな人のところに行って、その人の今後を見たりとか、そういう力もちょっとあった」と主張。

 その上で「でもやっぱり食っていかないといけないから」と代弁し、「あと結構、安倍晴明って身分が低いんですよ、皆さんが思っているより。だからちょっと這(は)い上がろうとしているんですよ。もっともっと上に行きたいっていう向上心もありつつ。そういうなんか今まで見たことないような、だからかっこよくしてやるというよりも、別にかっこよくしようとは思っていなくて、なんか見ていて不思議な感じになると思います」と語った。

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