日向坂46佐々木久美:選抜制導入の新体制「絶対にプラスになると信じている」 自身の“卒業”についても 公式ブック「H46MODE vol.1」インタビュー

日向坂46の佐々木久美さん
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日向坂46の佐々木久美さん

 アイドルグループ「日向坂46」のデビュー5周年を記念した公式ブック「H46MODE vol.1」(光文社)が3月19日に発売されたことを記念して、キャプテンの佐々木久美さんにインタビュー。同ブックの見どころや、自身の夢、グループの新体制についてなど話を聞いた。

ウナギノボリ

 ◇口に出す勇気が出なかった「夢」明かす

 --完成した本を読んだ感想を教えてください。

 メンバー一人一人が希望したシチュエーションで撮影していただいた写真などがあって、ここだけでしか見られないような写真がたくさんありました! いろいろなアンケート企画もやっていただいて、私も知らないような情報もあって、メンバーの新たな一面を知ることができました。見応えも、読み応えもある一冊になっています!

 --意外な情報もありましたか。

 そうですね……私は結構心に秘めていることをあまり言わないタイプなのですが、いろいろなメンバーが秘めていた情報が明らかになっていて、面白いなって(笑い)。改めて一人一人のプロフィルページなどもあるので、かゆいところに手が届く一冊だと思います。

 --佐々木さんは、同期の加藤史帆さん、佐々木美玲さんとの同期対談企画も収録されていますね。

 はい! 対談企画は横浜で撮影させていただきました。よくご飯に行ったり、遊びに行く3人なのですが、すごく自然体に撮っていただいて……! お天気も良くて、何より撮影自体が楽しすぎたので、めちゃくちゃ“素”の表情が出ているなって思います。普段の私たちを現しているような写真になっています!

 --それぞれのソロインタビューも充実していますが、佐々木さんが「ラジオの仕事の夢」を話しているのが印象的でした。

 昔からラジオを聴くことが大好きで、携わるお仕事をやってみたかったのですが、あまり言ってこなかったんです……。口に出す勇気がなかなか出なかったのですが、影山優佳や齊藤京子とか、口に出した夢をかなえていったメンバーをそばで見ていて、ちゃんと言葉にしないと伝わるものも伝わらないと最近ようやく実感できたので、自分も夢を口に出してみようって、ここに書かせていただきました。

 ◇同期の卒業への思い キャプテンとしての目標

 --そんな同期の齊藤京子さんも卒業を発表されて、続いて同じく同期の高本彩花さんも卒業を発表しました。お二人から卒業の話などは聞いていましたか。

 全く聞いていませんでしたが、ただなんとなく“そうなのかなぁ”と感じてはいました。でも、私は「卒業するの?」とかを聞くことは野暮(やぼ)かなと思っていて。たくさん考えて決めたであろう本人の決断を尊重して背中を押してあげたいですし、「最後まで日向坂46にいて良かった!」と思ってもらえるように力添えするのが私の役目だと考えています。

 --次作の11枚目シングルから、日向坂46初の「選抜制」を導入することも話題ですが、キャプテンとして新体制への思いをお聞かせください。

 これまでとは違う風が吹くと思いますが、私は、それがグループにとって絶対にプラスになると信じています。キャプテンとしての目標を話すと、全国のいろいろなところでライブをしたいですし、もう一度東京ドームにメンバー全員で立ちたい。その目標に向かって進んでいけるよう、どんな時も、皆のことをしっかりと支えていきたいです。

 --では、その目標をかなえるまで、ご自身の卒業はないということでしょうか。

 そうですね、やっぱり皆でまた東京ドームのステージに立ちたいので。

 --4月6、7日には横浜スタジアムで(グループ結成記念ライブの)「5回目のひな誕祭」も控えていますが、ファンに意気込みをお願いします。

 「ひな誕祭」は“私たちらしさ”が一番出せるライブだと思っていて、“おひさま”(日向坂46ファンの愛称)の皆さんに、昨年以上に楽しんでいただいて、ハッピーになってもらえるように、そんなライブを目指して頑張ります!

 「H46MODE vol.1」は全メンバーの撮り下ろしたカットやインタビューのほか、同期対談企画や、前身グループ「けやき坂46」時代を含めた全楽曲特集、メンバーをアンケートで深掘りした企画などを収録。A4判、148ページ。価格は2420円。

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