花澤香菜：「恋愛サーキュレーション」冒頭の「せーの」生披露　井口裕香、早見沙織と「＜物語＞シリーズ 」新作語る

　西尾維新さんの人気小説が原作のアニメ「＜物語＞シリーズ」の新作「＜物語＞シリーズ オフ＆モンスターシーズン」のイベントが3月24日、東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催された国内最大級のアニメイベント「AnimeJapan（アニメジャパン） 2024」で行われ、千石撫子役の花澤香菜さん、阿良々木月火役の井口裕香さん、斧乃木余接役の早見沙織さんが登場。同シリーズの印象的なエピソードや新作の注目のポイントなどを語った。

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　花澤さんは、これまでの印象的なエピソードとして、自身が演じた撫子のキャラクターソング「恋愛サーキュレーション」のエピソードを披露。アニメで同曲が放送された直後に、阿良々木暦役の神谷浩史さんからメッセージが届いた思い出を振り返り、同曲の冒頭の「せーの」も生披露し、会場に集まったファンから拍手が起きた。

　花澤さん、井口さん、早見さんは同シリーズのこれまでのアフレコの思い出や、新作のアフレコなどについて語り合い、花澤さんは新作について、撫子が「精神的にちょっと大人になったというか。いろいろ経験してちょっと変わったのかな、という部分もある」と明かした。

　新作「オフ＆モンスターシーズン」は、西尾さんの「＜物語＞シリーズ」の「オフシーズン」と「モンスターシーズン」が原作。ヒロインたちのその後や、阿良々木暦の大学生編などが描かれる。第1話は「愚（おろか）物語」で、2024年に展開。阿良々木月火の監視を続けている斧乃木余接は、少しの油断から初めて重大なミスを犯してしまう……という展開。事態を解決するべく余接は、千石撫子の家に向かうことになる。

　「＜物語＞シリーズ」は、阿良々木暦ら少年少女と怪異にまつわるドラマを描いた小説。テレビアニメはシリーズ第1作「化物語」が2009年に放送され、「偽物語」「猫物語（黒）」が2012年、「セカンドシーズン」が2013年、「花物語」「憑物語」が2014年、「終物語」が2015、17年、「暦物語」が2018年、「続・終物語」が2019年に放送された。