アオのハコ:「千夏と雛、どちらが好み?」 千葉翔也が難題に困る 新キャスト小林千晃&内田雄馬も

「AnimeJapan 2024」の「TVアニメ『アオのハコ』AJスペシャルステージ」に登場した千葉翔也さん(C)三浦糀/集英社・「アオのハコ」製作委員会
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「AnimeJapan 2024」の「TVアニメ『アオのハコ』AJスペシャルステージ」に登場した千葉翔也さん(C)三浦糀/集英社・「アオのハコ」製作委員会

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の三浦糀さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「アオのハコ」のイベントが3月24日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「AnimeJapan 2024」で行われ、主人公の猪股大喜役の千葉翔也さん、鹿野千夏役の上田麗奈さん、蝶野雛役の鬼頭明里さんが登場した。ステージでは、「千夏と雛、どちらが好みか?」という難題が飛び出し、千葉さんは魅力的な2人のヒロインについて頭を悩ませて即答できずに困る姿を見せ、観客の笑いを誘った。

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 イベントでは、追加キャストが発表され、小林千晃さんが猪股大喜と同じ男子バドミントン部に所属する笠原匡、内田雄馬さんが男子バドミントン部のエースとして活躍する針生健吾をそれぞれ演じることが分かった。小林さん、内田さんがステージにサプライズで登場し、大きな歓声と拍手がわき起こった。

 小林さんは演じる笠原匡について、「損得勘定なく、大喜を応援する理解者。学生時代にこんな友達がいたらすてきだなと思いました。ちょっとツンデレなところも魅力だと思います」と語った。千葉さんも「大喜に真っすぐに言葉を言ってくれる貴重な存在」とコメント。

 内田さんが演じる針生健吾について「非常にマイペース。独特の間を持っているキャラクターです。バドミントンのことになると、とても厳しい一面がある。興味のあるものに真っすぐで、自分の好きなこととの距離のとり方がうまいなと思います」と話すと、千葉さんは「学生の頃は、先輩は無条件に大人に見えると思うのですが、そんな中で、たまに感じられる自分たちと変わらないような幼さを内田さんは魅力的に演じられている」と語った。

 最後に、それぞれのキャストがファンに向けてメッセージを送った。上田さんは「人をおもんばかれる素晴らしいキャラクターたちが、一生懸命に部活に取り組む姿を見て、きっと心に触れて感じるものがたくさんあると思います。ぜひ放送を楽しみにしていてください」とコメント。

 鬼頭さんは「青春・恋愛・キラキラがたくさん詰まったとてもすてきな作品です。放送までもう間もなくですので、アニメ放送を待ちながら、原作ともども楽しみにしていただけたらうれしいです」と話した。

 小林さんは「恋愛ものとしてだけではなく、スポーツものとしても手に汗握る展開になっています。原作も読んでいますが、アフレコも毎週楽しみにしています。ファンも楽しめる作品になっていますので、ぜひよろしくお願いします」と語った。内田さんは「胸がキュンキュンする、夢に向かって熱くなる、たくさんの青春が詰まっている一作です。ぜひお楽しみにしてください!」とコメント。

 千葉さんは「毎話毎話、掛け合いの中で生まれる感情があり、とても丁寧に作っているアニメーションだと思います。原作の三浦先生も一人一人に温かい声をかけてくださり、気持ちを入れて作っています。ぜひ放送を楽しみにしていてください」と呼びかけた。

 「アオのハコ」は、中高一貫スポーツ強豪校・栄明学園を舞台に、男子バドミントン部・猪股大喜が、女子バスケットボール部の先輩・鹿野千夏に恋をする……という青春部活ラブストーリー。等身大のキャラクターたちがそれぞれの思いを胸に部活に打ち込むひたむきな姿、“誰かを好きになった時”の心の機微を繊細に描いている。「週刊少年ジャンプ」で2021年4月に連載をスタートした。

 アニメは、「ルパン三世」シリーズを手がけるテレコム・アニメーションフィルムがアニメを制作する。10月からTBS系で毎週木曜午後11時56分に放送される。

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