マツオヒロミ展:レトロモダンな世界が人気のイラストレーター 東京初個展 三紅百貨店や古書店再現

マツオヒロミさんの個展「マツオヒロミ展 ~レトロモダンファンタジア~」
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マツオヒロミさんの個展「マツオヒロミ展 ~レトロモダンファンタジア~」

 レトロモダンな世界観が人気のイラストレーターのマツオヒロミさんの個展「マツオヒロミ展 ~レトロモダンファンタジア~」が、4月6日から弥生美術館(東京都文京区)で開催される。マツオさんの個展が東京で開催されるのは初めて。6月30日まで。

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 「百貨店ワルツ」で描かれた三紅百貨店、「マガジンロンド」に登場する古書店のル・ソレイユを再現し、架空の雑誌「ロンド」の実物なども展示される。「イラストレーションにマンガを添えた新しい形の展覧会」を目指したといい、現在準備中の最新作に関する展示も見どころの一つとなる。入場料は一般1000円、大高生900円、中小生500円。

 マツオさんは1980年島根県松江市生まれで、1999年から神戸市在住。2010年にイラストレーターとして活動を開始し、同人誌が人気を集める。2016年に「百貨店ワルツ」(実業之日本社)で商業誌デビューした。 明治、大正、昭和初期を舞台とした作品が多く、和装の女性の着物の柄、着付け、小物、アクセサリー、メーク、髪型など高いファッション・センスも注目を集めている。

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